紫式部ゆかりのお寺で紅葉づくし(石山寺 昼参拝)

紅葉の石山寺 旅・ツーリング
紅葉の石山寺

(前のページからの続きです)

【後半(2ページ目)の目次】

拝観(後半)

紫式部像の場所から階段の様になっている道を下ってゆくと、上の方に真っ赤に色づくもみじが見えたので、見上げたり足元の段差に気を付けたり、若干慌ただしい感じで進んで行きます。

その途中、もみじに混ざって綺麗な花も咲いていました。花の種類ははっきりとわかりませんでしたが、通常春頃に咲く牡丹の様にも見えました。紅葉と花の組み合わせも意外と良いものです。

色付くもみじと花の景色

鮮やかな紅葉があふれる場所から少し外れた所に、赤い鳥居のある一画がありました。

八大龍王社という場所の様です。針葉樹に囲まれたこの場所は神聖な雰囲気に包まれていました。

八大龍王社

八大龍王社を出てしばらく歩くと、滝や橋などが設けられた日本庭園の様な場所に来ました。

紅葉がよく似合う趣きある庭園です。

無憂園

紅葉と赤い実(トキワサンザシ)がコラボする風景もまたすばらしいです。

無憂園

輪切りにされた大きな木の板に「無憂園」と書かれた札が掛かっていました。この庭園の名前の様です。

大きな東屋があったので、しばらくここに座って庭園の景色をじっくり眺める事にしました。

無憂園

東屋を出てしばらく歩くと、再び赤、黄、緑の3色に彩られた紅葉が広がる場所に出ます。

石山寺境内の紅葉

この付近は上の方に見える紅葉の色づき具合が見事だったため、首が痛くなりそうなぐらい、ひたすら見上げてしまいました。

石山寺境内の紅葉

更に進むと大きな鯉が泳ぐ池がありました。

設置された屏風とともに、紅葉が池の水面に映りこむ景色を楽しむポイントの様です。昼間も少し水面に映っていますが微妙な感じなので、夜間のライトアップ向けなのかもしれません。

石山寺境内の池付近

さらに進むと、先ほど入山料を納めた有料エリアの入口付近まで戻ってきました。

ここから最初に入って来た東大門の方を眺めてみると、改めてこのお寺の紅葉のすばらしさを感じます。

石山寺境内の紅葉

石山寺の紅葉を十分堪能できたので、東大門の方へ歩いていると「お休み処」と書かれた看板が目に止まりましたすばらしい景色が続いたので全く疲れを感じていませんでしたが、考えてみると上り下りのある順路を結構歩いた気がするので、ここで少し休憩する事にしました。

お休み処(拾翠園)

抹茶とお茶請けのお菓子のセット(500円)があったので注文してみました。

紅葉の景色を眺めながらいただく抹茶は、通常より何倍にも増して美味しく感じます。

お休み処(拾翠園)

紅葉を眺めながら至福のティータイムを過ごした後、名残惜しい気持ちを抑えながら東大門を出て石山寺を後にしました。

東大門付近

昼食(蕎麦屋 すみ蔵)

お寺を出て石山寺駅まで歩いて行く途中に何件か飲食店が並んでおり、そろそろお昼時だという事に気づきました。

高級そうな料亭や日本料理店が並んでいましたが、それらをパスしながら更に歩き進むと「すみ蔵」というお蕎麦屋さんが目に止まりました。

蕎麦屋 すみ蔵

店先にある写真付きのメニューを見て天ぷら付もり蕎麦がおいしそうに見えたので、早速このお店に入ってみる事にしました。

蕎麦屋 すみ蔵 メニュー

いざ注文しようと改めてメニューを眺めてみると鴨のつけ汁蕎麦にも惹かれてしまい、どちらにしようか迷ってしまいました。

軽く悩んだ挙句、このお店の一番人気のメニューという事にも後押しされ、最初の予定通り天ぷら付もり蕎麦1,700円(2022年11月時点)を注文する事にしました。

天ぷら付もり蕎麦

蕎麦は細めで、つゆを付けてズズッといってみると蕎麦の味と香りがしっかりと口に広がり、とても美味しいお蕎麦でした。細めのためか喉越しも最高です。

天ぷらは塩を付けていただきましたが、衣がサクサクで美味しかったです。

蕎麦と天ぷらは定番すぎる組み合わせですが、やはり最高のタッグだと思います。

天ぷら付もり蕎麦

お店を後にし、紅葉と蕎麦の余韻に浸りながら石山寺駅まで歩き、昼の参拝を無事終える事ができました。

住所〒5200861 滋賀県 大津市 石山寺 1-3-17
電話番号077-537-2045
営業時間月・火・木・金曜日 11:30頃~14:00(水曜定休日)
土日祝日 11:30頃~15:00
(売り切れ次第終了。石山寺の行事に会わせて変則営業もあり)
アクセス(電車)京阪線 石山寺駅(徒歩約8分)
アクセス(自動車)名神高速道路 瀬田東IC・瀬田西IC(それぞれICを降りて約10分)
公式ホームページhttps://ameblo.jp/sumikura0707/
公式SNSアカウント(Facebook) https://www.facebook.com/sobaya.sumikura/
蕎麦屋 すみ蔵(2022年11月時点)

まとめ

今回は紫式部とゆかりのある石山寺の紅葉を存分に堪能してきました。

広い境内でしたが、様々なバリエーションの紅葉を見る事ができ、全く飽きることなく楽しむ事ができました。さすが紅葉の名所として名の知れたスポットだと感じました。

京都のお寺の紅葉も素晴らしいですが、人気の名所は週末ともなると相当な混雑となるため、人混みが苦手な方は京都ほどは混雑していない滋賀の石山寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

冒頭にも書きましたが、同じ日の夜にも参拝してライトアップされた紅葉も見てきましたので、また後日その様子を書いてみようと思います。

住所〒5200861 滋賀県 大津市 石山寺1-1-1
電話番号077-537-0013
石山寺観光駐車場は077-534-1600
参拝時間開門8:00、閉門16:30(最終入山16:00)
※紅葉時期期限ライトアップ夜間拝観あり(2022年は11/11~11/27 17:30-21:00)
拝観料(入山料)大人、中・高生600円、小学生250円 団体(30名以上)割引料金あり
※紅葉時期の夜間拝観は特別料金(2022年は大人800円)
アクセス(電車)京阪線 石山寺駅(徒歩約10分)
アクセス(自動車)名神高速道路 瀬田東IC・瀬田西IC(それぞれICを降りて約10分)
公式ホームページhttps://www.ishiyamadera.or.jp/
大本山 石山寺(2022年11月時点)
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