卯年最初の旅先はウサギの島(広島県 大久野島)

うさぎの島(大久野島) 旅・ツーリング
うさぎの島(大久野島)

2023年最初の旅の行き先を考えていたところ、瀬戸内海に今年の干支のうさぎが多く生息する島があるという事を思い出しました。猫が多くいる島は割とあちこちで聞くのですが、うさぎというのは非常に珍しかったので、強く印象に残っていました。

改めて詳しく調べてみると、その島は「大久野島」というそうで、かつて毒ガス兵器が製造されていた事もあり、その実態を隠すため地図からも消されていた時代もあるそうです。

今でも毒ガスの貯蔵庫、発電所、砲台など、当時の遺構が所々に残っている様です。

可愛らしいうさぎのイメージからは想像できない何やら物騒な過去を持つ島ですが、今では観光で訪れる小さな子供達が喜々としてうさぎ達と戯れるリゾート島に様変わりしています。

ちょうど、今回も無計画で購入していた青春18きっぷの残り利用回数を持て余していた所なので、島への連絡船が発着する港までの移動はこの切符をフル活用し、普通列車でのんびり旅をする事にしました。

今回は長めの記事になりますが、しばらくの間お付き合いいただけるとうれしいです。

旅の計画

行き先が決まれば、旅の計画を立てるべく早速調査開始です。

島への船便は2系統あり、最もメジャーな忠海港から島に入るルートと、新幹線も停車する三原駅近くの三原港から須波港を途中経由して島に入るラビットラインと呼ばれる土日祝日限定ルートがある事がわかりました。

今回は普通列車のみで移動するため、初日は移動で大半の時間を使ってしまう事になるので、この日は島への船便が発着する港近くで一泊し、翌日大久野島に向けて出発する事にしました。

せっかくなのでビジネスホテルではなく、旅感を味わうため2食付きで比較的リーズナブルな宿が無いか探してみると、須波港近くになかなか良さそうな宿を見つけたので、そちらを予約しました。

須波港付近に泊まる事になったため、初日は電車で須波港近くにあるJR呉線の須波駅まで行き、翌日朝一のラビットラインで須波港から大久野島に向かうルートを使う事にしました。

帰りについては、別ルートも試してみたいので忠海港に向かう便を使う事にします。

電車移動(行き)

滋賀の自宅を朝早く出発して電車に乗り込み、普通列車を乗り継いで須波駅に到着したのは16時を過ぎており、日も落ちかけていました。

途中下車して昼食をとりながらではあったものの、9時間以上掛けての大移動となりました。

この駅は無人駅で、この時下車したのは私一人だけでした。電車が去ってしまうと誰もいない世界に一人ぽつんと取り残された様な気分になります。

これから歩いて向かう方角を見渡すと微かに海が見えたので、旅に来た実感が湧いてきて長時間の乗車疲れも忘れさせてくれます。

JR須波駅

無人の駅を出て海沿いの道を歩き、この日宿泊する宿「ホテル寿恵広(すえひろ)」を目指します。

歩いている途中、バイクが通り過ぎるのを何度も見かけたのですが、この道は本当に景色が良いのでツーリングに最適だと改めて思いました。

それもそのはず、後で調べてみるとこの道は「さざなみ海道」と呼ばれているらしく、しまなみ海道と共にライダーや自転車乗りの人達にも人気の道路の様です。

滋賀の琵琶湖沿いにも「さざなみ街道」という私の大好きな道路がありますが、ともに穏やかな瀬戸内海と琵琶湖の共通点を見た気がします。

宿に到着するまで20分近く掛けて歩きましたが、海沿いの綺麗な景色を眺めながら歩いたので、あっという間に到着した様な気がします。

宿の建物はそこそこ年季が入っていましたが、入口の看板に書かれた「リゾートホテル」の文字を見つけ、失礼ながらそのギャップにほのぼのとしたものを感じてしまいました。

須波駅から宿泊場所までの景色(ホテル寿恵広)

宿泊

早速チェックインを済ませて客室に入ってみると、和室にベッドが置かれたシンプルなものでした。部屋だけで言えば、ちょっといい民宿といった印象です。

ただ、この宿の魅力は部屋から見える景色で、瀬戸内海とそこに浮かぶ島々が見渡せます。

しばらく景色を眺めていると少し疲れを感じたので、部屋に備え付けの風呂に浸かったり、テレビで広島のローカル番組を見たりしながら夕食の時間までぼんやりと過ごします。

夕食の時間になると料理が運ばれてきました。この宿の夕食は意外にも部屋食だったので、何気にうれしいです。

宿の客室と夕食

料理の品数もそれなりに揃っており、お値段の割には頑張っていると思いました。

ちなみに、今回は週末の宿泊で1泊2食付き1名分で11,000円ぐらいでした。(2023年1月時点)

今回は旅行支援対象期間外だったので割引はありませんでしたが、この価格なら十分です。

夕食を食べ終わった後、しばらくウトウトしながらテレビを観ていると、やはり疲れていたのか、そのまま眠りに落ちてしまいました。

宿の夕食

一度真夜中に目が覚めてしまったのですが何とか二度寝する事に成功し、再び目が覚めた頃には日の出を拝む事ができました。

程なくして朝食の時間になったので朝食会場に向かってみると、何とそこには1名分の料理しか用意されていません。会場は貸切状態で、料理の置いてある窓側を向いた1席が私の席との事なので、瀬戸内海を望む景色も独占状態になりました。

朝食を食べ終え、チェックアウト手続きも済ませた後、いよいようさぎ達の住む大久野島へ向けて出発です。

早朝の景色と宿の朝食
住所〒723-0032 広島県三原市須波西1-4-5
電話番号0848-67-0111
最寄り駅JR呉線 須波駅(徒歩約20分)
最寄りIC(関西方面から)山陽自動車道 尾道IC・三原久井IC(車で約30分)
(広島方面から)山陽自動車道 本郷IC(車で約35分)
駐車場有り(無料 20台)
公式ホームページ
ホテル寿恵広(2023年1月時点)

須波港出発

大久野島への高速船が発着する須波港は宿からすぐの場所にあるため、数分で到着しました。早速券売機で乗船券を購入します。須波港から大久野島まで片道1,100円でした。(2023年1月時点)

船に乗るのは久しぶりなので、この時点でテンションが上がってきます。

さらにここの売店で、忘れてはならない大事なアイテム「うさぎのエサ」も購入しておきます。うさぎとふれ合うための必需品といっても良いのですが、島内で販売されていないため事前に購入しておく必要があります。

うさぎのエサは須波港以外でも忠海港でも販売しているそうです。三原港は情報が無くわかりませんでしたが、専用のエサでなくとも、キャベツやニンジンなどの生野菜もうさぎ達が喜んで食べるそうなので、付近のスーパーなどで事前購入しておくのも良いかもしれません。

須波港

また、このあたりはタコが名産らしく、この須波港の売店で売られているたこ焼きは大粒のたこが入っているという事で評判になっているらしいです。

私も食べたかったのですが、朝食を食べた直後だったので、お腹と相談して泣く泣く諦めました。

そうこうしているうちにAM9時半頃出発の朝一の船便が到着します。ここから乗船したのは私一人だけでした。

船内に入ると、すでに三原港から乗船してきたお客がちらほらいましたが、かなり空いています。この日は3連休中のためもう少し混み合っていると思っていたので、ちょっと意外でした。

席に着くと、いよいよ大久野島に向けて出航します。

ラビットラインの高速船

大久野島到着

座席の窓から穏やかな瀬戸内海や、しまなみ海道の島々を眺めていると、20分あまりで大久野島の第一桟橋に到着します。

桟橋に降り立ち、ついにうさぎ達の楽園大久野島に上陸しました。

船上からの景色~第一桟橋(ラビットライン発着場)

上陸してすぐの所に大久野島の案内板がありました。

今回は右回りで島内をぐるっと回るルートを基本にしつつ、途中内陸側の展望台も通るコースで一周してみました。

大久野島案内板

第一桟橋~休暇村大久野島

第一桟橋付近ではうさぎが見当たらなかったので、とりあえずうさぎ達が沢山いると言われている休暇村大久野島の方を目指して歩いてみる事にします。

途中、いくつかの施設がありましたので軽く立ち寄ってみました。

うさぎの耳の形をしたオブジェ:集音器になっており、耳に当てるとうさぎの様な気分になって風の音や波の音を聞けるというものらしいです。自分は人目が気になりちょっと恥ずかしくて試せなかったです。

大久野島ビジターセンター:大久野島を中心とした瀬戸内海国立公園の自然、歴史、文化にふれあうための情報発信基地との事です。色々な体験プログラムもある様です。無料で入場できます。

大久野島毒ガス資料館:多くの犠牲者を出した毒ガス製造の悲惨さを訴え平和を願う目的で建てられた有料の資料館です。関連する資料や遺物が多く展示されています。入場料は大人150円でした。(2023年1月時点)

第一桟橋付近(左上)・うさぎ耳集音器オブジェ(右上)・ビジターセンター(左下)・毒ガス資料館(右下)

これらの施設に立ち寄りながら更に歩いて行くと、休暇村の少し手前に大きな広場がある場所まで来ました。

左奥の方にあるベンチのあたりに目を凝らしてみると、

休暇村大久野島手前の広場

ベンチの下にうさぎが居るのを発見しました。記念すべき一匹目のうさぎとの遭遇です。

広場のうさぎ

近くまで行くとこちらに気づいた様で、猫が前足を突き出して背伸びするようなポーズを見せてくれました。もうこの時点でかわいいです。

ここぞとばかりに、須波港の売店で買ったうさぎのエサを取り出します。

私がエサの袋を開けようとする様子をじっと見つめられるので、不思議と早くエサを与えたいという衝動にかられます。

袋からエサを取り出して近くに少し撒いてみると、美味しそうにモグモグと食べ始めるので、その姿を見ているだけで本当に癒されます。

広場のうさぎ・うさぎのエサ

これに気を良くして他にもうさぎがいないか周囲を見渡してみると、親子に見える2羽のうさぎが寄り添っていました。

エサを差し出すと、子供と思われる方は興味を示して近づいてきてムシャムシャとエサを食べ始めますが、親と思われる方はじっとしたままです。何か貫禄の様なものを感じます。

広場のうさぎ

最初のうさぎ達とのふれ合いを楽しんだ後、再び休暇村の方を目指して歩き始めます。

休暇村大久野島

休暇村大久野島

休暇村大久野島の前まで来ました。ここは大久野島唯一の宿泊施設で、宿泊以外にもレストラン、カフェ、レンタサイクルなどのサービスを提供しています。

付近にヤシの木やソテツが植えられており、南国リゾートの様な佇まいを見せています。

この休暇村の前の広場付近が島内で一番うさぎが多く居るエリアと聞いていたので周囲を見回してみたところ、すぐに見つける事ができました。

ソテツの陰で2羽のうさぎがじっとしているのが見えます。

休暇村大久野島・付近のうさぎ

この二羽を皮切りに、付近で次々とうさぎを見つける事ができました。事前の情報通り、確かにこの休暇村付近はうさぎが多く、丸々太ったものから小さな子うさぎまで様々な個体を見かけました。

休暇村大久野島前のうさぎ

面白いのが、腹ばいになり思いっきりリラックスした様子で寝そべっているうさぎがちらほらと見受けられ、その脱力系キャラ的な雰囲気に思わずほっこりしてしまいます。

休暇村大久野島前のうさぎ

それにしても、確かにたくさんのうさぎが生息する事を確認できましたが、事前に見たガイドブックや紹介サイトでは、観光客にたくさんのうさぎ達が群がる写真が掲載されていたので、思っていたよりはうさぎの数が少ないという印象も抱いていました。

後で調べてみるとその勘は当たっており、数年前には900羽ほどいたうさぎが今では半減しているとの事です。

その原因はなんとコロナが影響しているらしく、コロナ禍でこの島を訪れる観光客が激減したため、持ち込まれるエサの量が減った事で生まれる子供の数も減っていったとの事です。

こんな所にもコロナの影響が出ていたとは驚きです。

三軒家毒ガス貯蔵庫跡・西岸外周

休暇村付近のうさぎ達とふれ合った後、島の西岸沿いの道を北上する事にします。

途中毒ガスの貯蔵庫跡がありましたが、その前でうさぎ達が無邪気に駆け回る姿に何とも言えないシュールさを感じました。

三軒家毒ガス貯蔵庫跡・島の外周からの眺め

しばらく進んだ所で、茂みの陰に何羽かうさぎがいるのを見つけました。

近づいてみても、あまりこちらに関心がないのか思い思いの行動をしています。

こちらからエサを取り出してアピールしてみると、ようやく興味を示してくれてモグモグとエサを食べ始めました。

島の外周付近のうさぎ

展望台入口~展望台

ひとしきりエサを与えた後で西岸沿いを更に進んでみた所、展望台の方向を示す案内板がありました。

ここからは海沿いの道を外れ、展望台を目指して内陸の道を進む事にします。

展望台への道はそこそこ険しいですが、苦痛というほどではないため島の大自然を存分に味わう事ができます。

展望台への道

海が見え始める高さまで来て周囲の景色に目を奪われていると、向こうの方から一羽のうさぎが駆け寄ってきました。

近くに来るなり足元にまとわりつき、前足を上げておねだりする様なポーズで私を見つめてきます。

これが本当にかわいくて連れて帰りたくなりそうなところをぐっと堪え、腰をかがめてエサを取り出そうとしたところ、

展望台までの道中で駆け寄るうさぎ

その瞬間すかさず膝にしがみついてきました。これですっかりこのうさぎの虜になってしまいました。

しばらくエサを与えながら癒されっぱなしの時間を過ごしましたが、情が移ってしまう前に少し多めのエサを置き、後ろ髪を引かれつつこの場を立ち去る事にしました。

膝にしがみつくうさぎ

再び展望台を目指して登り始めます。

だんだんと頂上に近づいてきたのがわかり、しばらく登って行くとようやく展望台にたどり着く事ができました。

展望台付近

展望台から眺める瀬戸内海の景色は絶景でした。登ってきた苦労が報われる様です。

展望台からの景色

中部砲台跡・北部砲台跡

その後は北の方を目指し、中部砲台跡にたどり着きました。

私は廃墟も割と好きなので、一旦うさぎの事を忘れて砲台跡の廃墟感にどっぷり浸かりました。

中部砲台跡・付近の景色

更に北を目指し、北部砲台跡にたどり着きました。ここでも廃墟の魅力を堪能し、再び島の外周を右回りに歩き始めます。

北部砲台跡・付近の景色

すると、また一羽のうさぎが近くに寄ってきました。

このうさぎも人懐っこく、何度も前足を上げて立ち上がる恰好をして、円らな瞳で何かをせがむような仕草で迫ってきます。

これを見たらもうエサを与えない訳にはいきません。

北部砲台跡付近のうさぎ

すかさずエサを取り出し、近くに置くと夢中で食べ始めました。

愛おしくて抱きかかえたい気持ちになりますが、抱っこは禁止との事です。うさぎはストレスに弱い生き物なので、適度な距離感でふれ合う事が大事な様です。

ちなみに、追いかける事も禁止との事なので、うさぎの方からこちらに興味をもってもらう必要があります。

北部砲台跡付近のうさぎ

再びうさぎに癒された所で廃墟探索モードに戻ります。

発電所跡~第二桟橋

しばらく歩くと発電所跡の前まで来ました。建物は立ち入り禁止で中に入る事ができず残念でしたが、外から伺うと廃墟好きにはたまらない雰囲気が漂っていました。

その後、旧桟橋の付近を通り過ぎ、忠海港方面に行く客船やフェリーの発着場になっている第二桟橋に到着しました。

発電所跡(左上)・旧桟橋(右上)・第二桟橋付近(忠海港方面発着場)(下段)

第二桟橋付近の広場を見回してみると、ここにもうさぎ達がいました。

終始ぴったりくっついて離れず行動する仲の良い二羽のうさぎが、私を見つけて駆け寄ってきました。

この二羽もとても人懐っこく元気で、私の足にまとまりつきながらエサをせがんできます。

第二桟橋付近広場のうさぎ

まだエサがだいぶ残っていたので多めに与えると、二羽のうさぎが競うように食べ始めました。

美味しそうにモグモグしている姿は何度見ても癒されます。

第二桟橋付近広場のうさぎ

キャンプ場

帰りは第二桟橋から忠海港方面に出航する船に乗る予定ですが、まだ次の便(昼12時半頃出航)まで時間があったのでもう少し先の方にあるキャンプ場の方を見に行ってみる事にします。

この島の宿泊施設は休暇村大久野島のみですが、テント泊であればこのキャンプ場で一泊する事もできます。

昼間は多くの観光客が付近を通るため人目にさらされる場所にありますが、船の最終便が終わり、日帰りの観光客が居なくなった時間帯にうさぎ達と独占的にふれ合えるメリットもありそうです。

実際にキャンプ場付近にもちゃんとうさぎ達が居ました。遊歩道のウッドデッキの下や脇にひっそりと佇んでおり、あまりアクティブではありませんでしたが、残りのエサを近くに置くと徐に食べ始めました。

置いたエサを食べ始めた所を見届けて、そろそろ先ほどの第二桟橋まで戻る事にしました。

キャンプ場付近のうさぎ

大久野島出発

船が到着するまでもう少し時間があったので、待合所で帰りの電車を調べたり、券売機で乗船券を購入したりして船を待ちます。ちなみに、忠海港までの運賃は片道360円でした。(2023年1月時点)

しばらくしてから、そろそろかなと思い外に出てみると、既に乗り場の方で乗船を待つ列ができていました。

今回はそれほど混んでいなかったため大丈夫でしたが、混雑時は定員オーバーで乗れない事もあると聞いているので、早めに外に出て列に並んでいた方が良さそうです。

列に並んで待っていると、忠海港行きの船が到着しました。便によってはフェリーの場合もありますが、今回は普通の客船でした。

名残惜しいですが、うさぎ達に癒され、過去の遺構も堪能した楽しい時間もそろそろ終わりに近づいてきました。

いよいよ船が出航し、徐々にうさぎの島が遠ざかって行きます。

第二桟橋待合所(上段)・忠海行き客船(下段)

忠海港到着

出航後15分程であっという間に忠海港に到着し、夢のひと時が終了しました。

忠海港

忠海港におしゃれな建物(忠海港 うさぎ島への玄関口)があったので、ちょっと覗いてみる事にします。

建物の前にはめずらしいピンク色のポストや標識があったり、中に入るとカフェやお土産物のショップがあったりと、来る時に訪れた須波港よりも観光地として整備されている様に感じました。

忠海港 うさぎの島への玄関口

帰りの電車まであまり時間が無かったので、じっくり店内を見る事ができなかったのですが、今回の旅の思い出のかけらとして、大久野島のうさぎ達の写真が載った卓上カレンダーのみ購入してお店を出ました。

お土産(うさぎ写真卓上カレンダー)

電車移動(帰り)

忠海港を出て数分ほど歩いた所でJR忠海駅に到着しました。

この駅も無人駅ですが、地域交流センターが併設されており、地元の方の憩いの場になっている様です。

ホームで電車を待つこと10分ほどで帰りの電車が到着しました。再び普通列車を乗り継ぐ長時間の移動が始まります。

帰りは島での余韻に浸りながらの移動だったので、いくらか気持ちが楽でした。食事のため途中下車しながら、今度は8時間ほど掛けて帰り、無事この旅を終える事ができました。

JR忠海駅

まとめ

今回は卯年にちなんで、うさぎの島として有名な大久野島を訪れました。

島での滞在時間は2時間半程度でしたが、これだけの時間があれば十分うさぎ達とふれ合う事ができ、終始癒される事間違いないと思います。

もっとじっくりうさぎ達とふれ合いたい方は半日居ても良いでしょうし、とことん島を満喫したい方は島唯一の宿泊施設、休暇村大久野島に泊まってみるのも良いと思います。

広島方面への旅を検討している方がいたら自信をもっておすすめできるスポットだと感じました。特に小さなお子さんを連れて家族旅行をするにはうってつけの場所だと思います。

今回は一人旅でしたが、それでも十分楽しめました。他にもちらほら一人で訪れている方を見かけましたので、もし一人で訪問する事に躊躇している方がいましたら、とりあえず行ってみる事をお勧めします。

私はというと、既にリピーターになりそうな気がしており、コロナが終息して再びうさぎ達の数が増えた頃、今度はバイクによる瀬戸内海ツーリングに絡めた形で訪れたいと、今から企んでいたりします。

住所〒729-2311 広島県竹原市忠海町大久野島
電話番号0846-26-0321
営業時間各施設の営業時間は公式ホームページ参照
アクセス(フェリー・客船)大三島フェリーまたは休暇村客船:忠海港から15分
ラビットライン(土日祝日限定の高速船):三原港から40分、須波港から22分
公式ホームページhttps://www.qkamura.or.jp/ohkuno/
休暇村大久野島(2023年1月時点)
住所忠海港:〒729-2316 広島県竹原市忠海中町1-2-1
電話番号忠海港:0846-26-085
大三島フェリー(フェリー):0846-22-6199
休暇村大久野島(客船):0846-26-0321
営業時間運航ダイヤ・運賃は各社公式ホームページ参照
最寄り駅忠海港:JR呉線 忠海駅(徒歩約3分)
最寄りIC忠海港:
(関西方面から)山陽自動車道 本郷IC(車で約25分)
(広島方面から)山陽自動車道 河内IC(車で約40分)
駐車場忠海港:無料駐車場あり
公式ホームページ忠海港公式WEBサイト(うさぎ島への玄関口):http://rabbit-island.info/
大三島フェリー:http://sanyo-shosen.jp/omishima/
忠海港からのアクセス情報(2023年1月時点)
住所三原港:〒723-0014 広島県三原市城町3丁目1-1
須波港:〒723-0032 広島県三原市須波西1丁目2
電話番号土生商船本社(ラビットライン):0845-22-1337
三原港:0848-64-8527
須波港:0848-67-0777
営業時間土日祝日のみ就航(運航ダイヤ・運賃は公式ホームページ参照)
最寄り駅三原港:JR山陽新幹線・山陽本線・呉線 三原駅(徒歩約5分)
須波港:JR呉線 須波駅(徒歩約16分)
最寄りIC三原港:
(関西方面から)山陽自動車道 尾道IC・三原久井IC(車で約20分)
(広島方面から)山陽自動車道 本郷IC(車で約25分)
須波港:
(関西方面から)山陽自動車道 尾道IC・三原久井IC(車で約30分)
(広島方面から)山陽自動車道 本郷IC(車で約35分)
駐車場三原港:近隣に有料駐車場あり(市営の帝人通り駐車場、円一町駐車場など)
須波港:無料駐車場あり
公式ホームページ土生商船グループ(ラビットライン)
https://habushosen.jp/
ラビットライン 三原港・須波港からのアクセス情報(2023年1月時点)
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