最近何かと忙しく、スタミナ切れを感じる日々を送っていたので、ガツンと肉でも食べに行きたいと思っていたところ、休日ぼんやり見ていたテレビ番組で三重の四日市名物トンテキが紹介されており、5分後には三重方面のツーリングを準備していました。
調べてみると、滋賀県側から見て四日市のちょっと手前にある鈴鹿にもトンテキの有名店があるという事がわかり、今回はトンテキを食べてスタミナをつけるついでに、海まで走って心も癒やされたいと思い、鈴鹿までの日帰りソロツーリングをする事にしました。
今回のツーリングは、「道の駅アグリの郷栗東」を出発し、鈴鹿にあるトンテキの有名店「名物とんてき來來憲」でランチをしてから、海を見るため「白子港緑地」に立ち寄り、再び出発点の道の駅に戻ってくるというコースで巡りました。
名物とんてき來來憲
四日市にある来来憲本店をルーツとした「来来憲」の名の付くお店はいくつかあるそうで、今回目指す鈴鹿にある「名物とんてき來來憲」(来の字が少し違いますが)もその一つの様です。
出発地の道の駅アグリの郷栗東を出て、途中国道1号の鈴鹿峠の曲がりくねった道を越えて1時間以上バイクで走っていると、真っ赤な下地に白抜きでデカデカと來來憲と書かれた大きな看板が見えてきました。
ちょうどお店の開店時刻AM11時頃に到着し、駐車場にバイクを停めてからお店の入り口まで行った時には、開店時間直後にもかかわらず結構お客がいました。
幸いまだカウンター席が空いており、すぐに座る事ができました。
席に座ってメニューを確認すると、基本的には中華料理屋らしく中華系のラインナップですが、やはり名物の「とんてき定食」税込2,000円(2022年3月時点)に目が行きます。
定食にしては結構なお値段と思いつつも、迷わずそれを注文していました。
注文してからしばらく待っていると、食欲をそそるいい匂いを漂わせながらトンテキが運ばれてきました。
まずトンテキの見た目とボリュームに圧倒されます。ニンニクもゴロっと入っており、見るからにスタミナが付きそうな感じがします。
さらに、セットの汁物は単なる味噌汁と思っていましたが、よく見ると大き目の豚肉が入っている豚汁でした。しかも、名古屋に近い中京圏らしく、赤だしの味噌が使われていました。
自身の記憶をたどってみても、赤だしの豚汁を食べるのはこれが初めてです。
メインのトンテキは、表面がしっかり焼かれていますが中身はとてもジューシーで、ガツンとニンニクが効いた濃いめの味付けなので、ごはんがどんどん進みます。
豚汁は脂身多めの豚肉がたっぷり入っており、普通の豚汁より脂多めです。
トンテキと豚汁のダブルの脂っこさで凭れそうと思うかもしれませんが、千切りキャベツが良い仕事をしており、脂っこさを緩和してくれます。
肉汁と濃いめのタレがしっかり染みた千切りキャベツは、それだけでもおかずになります。
見た目はボリュームたっぷりのとんてき定食でしたが、難なく完食できました。
本当はごはんが進みすぎておかわりしたかったのですが、ぐっとこらえました。
先ほど、定食にしては良いお値段と書きましたが、これは2,000円の価値が十分あります。
美味しくてスタミナ補給もできて、大満足のトンテキでした。
白子港緑地
無事スタミナ補給を終え、今度は心を癒すため海を目指します。
特に下調べもせず、とにかく海に向かってバイクで走っていると、海浜公園の様な場所が見えてきたので、駐車場を探し、バイクを停めます。
周囲を見渡してみると、ここは「白子港緑地」という公園らしく、砂浜もあり、ゆっくりと海を眺めるにはちょうど良い場所と感じました。
眺めが良いのは当たり前ですが、モニュメントやベンチがあったり、結構きれいに整備されているので、ふらっと立ち寄った場所にしては、なかなか良い場所でした。
海の方を目指してちょっと散歩してみます。
しばらく海を眺めて、今度は砂浜の方に行ってみます。
普通の黒い砂浜を想像していたのですが、意外にも白い砂浜が広がるきれいな場所でした。
持参したアウトドア用の携帯椅子を砂浜に置き、そこに座ってしばらく読書をしたりぼんやりしながら、潮風の中で心行くまでまったりした時間を過ごす事ができました。
結局ここで3時間近く過ごし、重い腰を上げて帰路に着きます。
来た時と同じ国道1号を通って再び1時間以上かけて出発地点の道の駅に無事戻りました。
まとめ
トンテキが目的で思い立ったツーリングでしたが、意外にもふらっと立ち寄った公園が良い所で、ついつい長居してしまいました。
もちろん、トンテキも今まで食べた事がないボリュームと味で、すっかり四日市スタイルのトンテキにハマってしまいました。
今度は本場四日市にある他のトンテキ店も試してみたいです。
今回は胃袋も心も満たされ、日々の疲れを癒す良いツーリングだったと思います。
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