焼売って美味しいですよね。餃子と並んで私の好きなビールとの相性もバッチリなので、お酒を飲む時はよくお世話になっています。
滋賀に移住する前は、横浜の老舗「崎陽軒」のシウマイ(崎陽軒の商品名は「シュウマイ」ではなく「シウマイ」となっています)が好きで、よく食べていました。
しかし、移住後は近くにお店が無いため、食べる機会に恵まれず、そろそろ崎陽軒のシウマイの味が恋しくなっていました。
そんな折、ちょうど横浜在住の友人が、仕事で大阪に出張するついでに会いに来てくれる事になったので、これ幸いと思い、ずうずうしくもお土産に崎陽軒のシウマイをリクエストしました。
友人も快諾してくれて、品物を受け取る時には、「お代はこちらが出す、いやいらないよ…」という日本のサラリーマンによく見られるやり取りもあり、楽しい再開を果たしました。
こうやって、晴れて久々の崎陽軒のシウマイにありつける機会を得たのですが、そういえば、関西にも同じく有名なお店のシュウマイがあるという事を思い出しました。
そうです、先日別の記事で取り上げた「551蓬莱」というお店の焼売です。
移住してから、関西人の定番とも言われる551の商品を未だに食べた事が無かったため、先日の記事で初めての551を堪能しつつ、今回の記事では崎陽軒のシウマイとの食べ比べをしてみる事にしました。
東の雄、崎陽軒(横浜)のシウマイ
崎陽軒のシウマイは1個のサイズが小さめで、写真だとちょっとわかりにくいですが、グリーンピースが埋まり気味に乗っています。
写真に撮り忘れてしまったのですが、シウマイ用の醤油も付いており、何とその容器が陶器でできているというこだわり様です。
食べてみると、歯ごたえをしっかり感じる食感で、「肉」を感じられます。
味もしっかりしていて、冷めても美味しいです。
西の雄、551蓬莱(大阪)の焼売
551蓬莱の焼売は1個のサイズが大きめで、上に何も乗っていないシンプルな見た目です。
ちょっと意外に思ったのが、からしは付いてくるのですが、醤油はついてきません。
食べてみると、やわらか目の食感で、中の餡が非常にジューシーでした。また、玉ねぎの甘さもしっかり感じる事ができ、しつこく感じないため、何個でもいけそうです。
先ほど醤油がついていないと書きましたが、無くても全く問題ない味です。
食べ比べまとめ
両者を比較した結果を表にしてみました。
お店 | 見た目 | 味・食感 | 付属調味料 | 価格 |
---|---|---|---|---|
崎陽軒 | ・小さ目(直径3cmぐらい) ・グリンピースがアクセント | ・豚肉の歯ごたえがしっかりある ・味もしっかり、冷めても美味しい (秘密はホタテエキスらしい) | 醤油 からし | 6個入 300円 15個入 620円 30個入 1,230円 |
551蓬莱 | ・大き目(直径4cmぐらい) ・何も乗っておらずシンプル | ・全体的にやわらかめの触感 ・豚肉と玉ねぎの甘さでジューシー ・醤油がなくても全く問題なし | からし | 6個入 420円 10個入 700円 |
最後に今回食べ比べた感想ですが、同じ焼売でもそれぞれ方向性の異なる別物という印象を受けました。どちらも地元の地域に支持された人気商品という事もあって、とても美味しく、甲乙つけがたかったです。
個人的には、今回の試みを通して、焼売と言えば長く慣れ親しんできた崎陽軒のシウマイ一択という思い込みが、551の焼売を知る事で二択になったことが大きな収穫でした。
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