今回は、前回の記事「和歌山バイク旅録1 絶景カフェと紀の川フルーツライン」の続きになります。
お時間があれば、前回の記事も合わせて読んでいただけるとうれしいです。
前回カフェマキーナで絶景を見ながら食事をした後、「有田みかん海道」という道路を走りました。途中にある展望台から海を眺めたり、みかん畑が広がる風景の中を走ったりと、前回走った紀の川フルーツラインに負けないぐらい、バイクで走っていて楽しい道路でした。
今回は、この道路を走った時の様子と、その後みかん農園が運営するショップを巡った時の様子を書いてみようと思います。
【走行ルート(今回の記事区間)】
有田みかん海道
カフェマキーナの駐車場を出て、来た道を少し戻った所に「有田みかん海道」の入口がありました。
入口付近は、削って出来た様な崖の壁に両サイドを囲まれており、何だか秘密の施設の入口の様な雰囲気があります。
看板に描かれた地図を見ると、それほど長い道路ではなさそうです。
後で調べてみると、全長5.6km、標高160mという事なので、アップダウンもありそうですが、ウォーキングやマラソンにちょうど良さそうな距離です。
実際にマラソンの大会も開催されているそうで、直近の2月18日に「2024有田みかん海道マラソン大会」が開催される予定です。(既に申込受付終了)
入口を入ってすぐに上り坂になり、これを登りきった所で少し視界が開けて青い海がちらっと見えましたが、その青さはハッとするほど鮮やかでした。
そのまましばらく有田みかん海道を進んで行くと、やがて数台分の駐車場とトイレ、そして東屋などが設置された、ちょっとした休憩エリアが見えてきました。
カフェマキーナを出発してから、まだあまり走っていませんが、ここでバイクを停めて、景色を眺めながらちょっと休憩する事にしました。
あたりを見回すと、「展望台入口」と書かれた標識が立っているのが見えました。ここでも絶景が拝める事を期待しつつ、展望台を目指すことにします。
坂道を登って行くと、だんだんと見晴らしが良くなってきて、海が良く見渡せる様になってきます。
登って行った先には、シンプルな遠望台が設えてあります。
早速登って見渡してみると、期待を裏切らない素晴らしい景色が広がっていました。
目の前に広がるのはひたすら真っ青な海と空です。
色んな所でこの二種類の青色が作る景色を見てきましたが、何度見てもグッときます。
先ほど見た下の東屋付近に設置された案内板によると、目の前の海は湯浅湾で、もっと遠くの方には四国の徳島が望めると書いてありました。
ただ、この日の私は何となくあの辺が徳島かなと思うのが精一杯で、結局どこなのかハッキリと確認する事はできませんでした。
徳島までは確認できませんでしたが、十分に絶景を堪能できたので、そろそろ展望台を降りて駐車場の所まで戻る事にします。
少し前の時間にカフェでしらすバーガーを食べたばかりですが、前回の記事で訪れた「くにぎ広場」で買った太巻き寿司の事を思い出しました。
この日宿泊する予定の宿では、楽しみにしている夕食の料理があるので、あまり夕食に近い時間帯にこれを食べてしまうと、せっかくの料理が入らなくなってしまうかもしれません。
そういうわけで、それほどお腹が空いていませんでしたが、ここで海を眺めながら食べるのも悪くないと思い、東屋の椅子に腰掛けて今のうちに食べておく事にしました。
太巻き寿司は、はたごんぼというご当地のゴボウや玉子焼きなどの具材がたっぷり巻かれており、素朴で落ち着く味わいでした。
景色を見ながらだと、より一層美味しく感じます。
太巻き寿司を食べ終え、十分休憩を取ったので再び有田みかん海道を走り出します。
しばらく進むと、「みかん海道」の名にふさわしい、みかん畑の広がる風景が現れてきました。
斜面の段々畑一面にみかんの木が植えられ、みかんの実が太陽の光を受けて黄色く輝く様子は本当に素晴らしいです。
高台を走るこの道は、その後も見ごたえのある景色が続き、快適な走りを楽しむ事が出来ました。
みかん農園ショップ1(伊藤農園直営店 みかんの木)
有田みかん海道を走り終え、所々にあるみかん農園の運営するショップに立ち寄って、みかんを使った商品をお土産に購入する事にしました。
最初に向かったのは、伊藤農園の直営店「みかんの木」というお店です。
お店が近づくにつれ、実を沢山つけたみかんの木が広がる畑がだんだん増えてきます。
伊藤農園の加工場と思われる建物のある所まで来ました。
そのすぐ近くに、目的のお店「みかんの木」がありました。
お店のすぐ脇に駐車場(未舗装)があったので、隅の方にバイクを停めてお店の入口まで向かいます。
このお店はみかん蔵を改装してできた古民家ショップらしく、レトロな店構えが結構私に刺さりました。
入ってすぐの所にみかん籠が積まれていたり、その上に沢山のみかんが入った段ボール箱が置かれていたりと、みかん農園らしい雰囲気が漂っています。
奥にある部屋に入ると、オシャレに瓶詰めされたみかんのジュースやゼリー、そしてジャムなどが並べられ、どれを買おうか目移りしてしまいます。
他のお店にも行きたいため、ここでは何とか二品程度に絞り、みかんの量り売りもしていたので、ついでにこの後宿で食べるためのみかんを少しだけ買う事にしました。
買い物を済ませ、次の目的のお店に向かいます。
住所 | 〒649-0435 和歌山県有田市宮原町滝川原518番地 |
電話番号 | 0120-89-7053(フリーダイヤル) 0737-88-7053(混雑時) |
営業時間 | 9:00~17:00 無休(お盆・年末年始を除く) |
アクセス(公共交通機関) | JR紀伊宮原駅から徒歩約10分 |
アクセス(自家用車) | 阪和自動車道 有田ICから車で約15分 ※駐車場あり(無料) |
公式ホームページ | 伊藤農園: https://www.ito-noen.com/ 直営店(みかんの木): https://www.ito-noen.com/mikannoki/ |
公式SNSアカウント | (Facebook)https://www.facebook.com/mikantree/ (Instagram)https://www.instagram.com/ito_noen/ (X)https://twitter.com/itonoen_arida/ (LINE)https://page.line.me/613itgif |
みかん農園ショップ2(早和果樹園 本社店)
次に訪れたのは、早和果樹園の本社に併設されたお店「早和果樹園 本社店」です。
ここも、お店のすぐ前に駐車場があったので、そこにバイクを停めました。この駐車場は舗装されているので、バイクでも安心です。
お店の中に入ると、綺麗に商品がディスプレイされており、このお店の商品もオシャレにパッケージングされてどれも魅力的に見えるので、選ぶのが大変です。
ここでも何とか二品程度に厳選して買い物を終え、この日の宿泊先の宿に向かう事にします。
住所 | 〒649-0434 和歌山県有田市宮原町新町275-1 |
電話番号 | 0737-22-3390(ショップ直通) |
営業時間 | 平日: 9:30~17:00 土日祝: 10:00~17:00 |
アクセス(公共交通機関) | JR紀伊宮原駅から徒歩約15分 |
アクセス(自家用車) | 阪和自動車道 有田ICから車で約10分 ※駐車場あり(無料) |
公式ホームページ | 早和果樹園: https://www.sowakajuen.co.jp/ ショップ(本社店・南紀白浜店): https://www.sowakajuen.co.jp/store/ |
公式SNSアカウント | (Facebook)https://www.facebook.com/sowakajuenshop/ (Instagram)https://www.instagram.com/sowakajuenshop_official/ (LINE)https://page.line.me/jkm5995r |
みかん農園ショップでの戦利品
ちなみに、今回立ち寄った2つのお店で購入した品は下の写真の通りです。実際は複数買ったものもありますが、種類としてはこんな感じです。
・なめらか寒天ソルベ(伊藤農園) …凍らせて食べるみかんのシャーベット
・みかん(伊藤農園) …量り売りのみかん
・果樹園のみかんジュレ(早和果樹園) …みかん1個丸ごと入ったゼリー
・みかポン(早和果樹園) …みかんを使ったポン酢
宿までの海岸ルート(和歌山県道20号 有田湯浅線)
この日宿泊予定の宿は田村漁港という小さな漁港の近くにあるため、そこに向かう途中に海岸の道路(和歌山県道20号)を通る事になりました。
これまでは、高台から遠くに臨む感じで海を眺めてきたのですが、ここでは間近に迫る海を見ながら気持ちよく走る事ができます。
それに加え、宿が近づくにつれて日が徐々に傾きつつあったので、ほんのり赤く染まる景色も楽しむ事ができました。
このまま良い雰囲気に包まれながら宿に到着できそうです。
次回予告(ウツボ料理と日本のアマルフィ)
今回はここまでとなりますが、その後の様子は次回の記事「和歌山バイク旅録3 ウツボ料理と日本のアマルフィ」に続きます。
宿に到着して海のギャングと呼ばれるウツボづくしの料理を堪能する様子と、翌日向かった日本のアマルフィと呼ばれる雑賀崎を訪れた時の様子を書いていますので、よろしかったら引き続きご覧ください。
にほんブログ村↑よろしかったらバナーをクリックして応援をおねがいします!
コメント