平日にお休みが取れたので、どこかお花見がてらバイクでお出かけしたいと思って調べてみると、滋賀の桜の名所の一つ、三井寺(園城寺)が見頃を迎えているという事でした。
滋賀に移住してから、まだこんなメジャーな所にも行けてなかったのかと感じたものの、まだまだ滋賀には行ったことが無い素晴らしい見所が沢山ある幸せを感じつつ三井寺に向かいました。
三井寺観光駐車場
バイクで自宅を出発してから琵琶湖の南部を横切る近江大橋を渡り、琵琶湖沿岸を通りながらゆっくり走っていると三井寺の入口に到着です。
入口を入ると、普通車1台500円の看板が見え、左右に車の駐車場があります。
バイクの場合は、奥にある石碑の右側を案内されるので、更に進みます
奥の石碑の右脇に駐輪場があり、バイクや自転車が停められるとの事です。
何とうれしいことに、バイクや自転車は駐車料金が無料でした。
バイクを降りて、三井寺の門(仁王門)まで向かうと、早速桜がお出迎えです。
三井寺拝観
仁王門をくぐると、参拝ガイドの看板がありました。結構見所が沢山ありそうで、順路通り歩くだけでも良い運動になりそうです。
拝観の入口まで来ました。ここからは有料です。
拝観料は下記の通りでした。
- 大人 600円(個人)/550円(団体)
- 中高生 300円(個人)/250円(団体)
- 小学生 200円(個人)/150円(団体)
※30名以上は団体扱い
奥に進むと、金堂が見えてきます。
近くまで行き、中も見学しました。内部は写真撮影禁止なので、残念ながら写真はありません。
三重塔が見えてきました。桜越しに見る塔は何とも言えない風情があって良いです。
潅頂堂まで来ました。まだまだ順路の半分も来ていません。
ここまで来るだけでも、何気ない所にある桜がすばらしく、いちいち足が止まってしまいます。
四脚門を出て階段を降りて上を見上げると、門と桜と青もみじのコントラストが良い感じです。
紅葉の時期もきっと見ごたえがあると思います。
四脚門の階段を降り、村雲橋付近まで来ると、塀越しに咲く桜が見事でした。
微妙寺横の天台寺門宗宗務本所前にある桜も見事でした。
ここでしばらく留まり、人が居ない時を狙って何枚も写真を撮ってしまいました。
桜越しに微妙寺を望む景色もなかなかです。
三井寺名物の力餅が食べられるお店です。少し疲れたら、ここで休憩するのもいいですね。
SNSで映えるスポットとして話題の観月舞台に来ました。
床にアクリル板が敷かれており、湖面に映る風景の様に、桜が床にも映りこみ、視界が桜で満たされるしくみになっています。
今の時期は夜桜がライトアップされ、昼より夜の方がきれいに見えて人気の様です。
ただ、観月舞台の中に入るには予約制で、5分2,000円!とのことでした。
さらに、今回訪問したのは昼間の11時頃だったのですが、これから予約しても1時間待ちとの事でしたので、泣く泣く断念しました。
観月舞台の映える写真は、SNSを始めネットで多くアップされていますので、そちらを参照してみてください。
観月舞台を過ぎ、観音堂の近くにある階段を登ると展望台に到着です。
少々階段を登る事になりますが、三井寺境内を見渡す事ができ、さらに大津市街、琵琶湖まで望む事ができるので、余裕があれば、是非ここまで来ることをお勧めします。
琵琶湖第1疏水
三井寺の桜を堪能した後、付近にあるもう一つの桜の名所「琵琶湖第1疏水」を目指し、もうしばらく歩く事にしました。
琵琶湖疏水とは、琵琶湖の水を京都に届けるための人工の水路で、途中トンネルの区間もあります。
先日、京都にある桜の名所を訪れるのに便利な駐車場の紹介記事を書きましたが、その中で紹介した岡崎公園駐車場の近くを流れる岡崎疏水までこの水路は繋がっています。
水路を跨ぐ橋の上が一番の人気撮影スポットらしく、カメラ片手に撮影をしている人だかりが出来ていました。
確かに、両脇を彩る桜の風景が本当に素晴らしいです。
写真の奥の方に水路のトンネルの入口が見えますが、あの向こう側に岡崎疏水があると思うと、桜の名所同士をつなぐ風情豊かな水路でもあるんだなと、しみじみ感じました。
まとめ
今回は、滋賀が誇る桜の名所、三井寺を訪問しました。
バイクが停められる無料の駐車場もあり、お花見ツーリングの目的地候補としてもお勧めの場所だと思います。
境内にある桜はどれも見ごたえ十分で、満開の最も良い時期に訪問できて本当にラッキーでした。
唯一、待ち時間の長さで観月舞台の拝観を断念したのが心残りですが、思い出やSNS映えのためにお金や時間も惜しまないという方は是非拝観してみてはどうでしょうか。
境内には青いもみじも多く見られましたので、紅葉シーズンもかなり期待できそうです。
また秋に訪れたいと思います。
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