秋の京都先斗町で山盛肉の鍋で温まる(肉なべ 千葉)

肉なべ 千葉 グルメ
肉なべ 千葉

最近すっかり寒くなってきましたが、寒くなるとやはり鍋料理が恋しくなります。

私の場合は、鍋料理が食べたくなると、食材を買って自宅で作る事が圧倒的に多いのですが、先日京都の先斗町(ぽんとちょう)あたりをぶらぶらと歩いていたら、なかなかインパクトのある、魅力的な鍋料理店を見つけたので、思わずふらっと入ってしまいました。

しかし、これが大当たりで、味はもちろん申し分ないのですが、何よりも普通の鍋料理とは異なり、野菜より肉の方が圧倒的に多いという、肉好きが歓喜する様な鍋でした。

そのお店というのは「肉なべ千葉」と言って、少し離れた河原町にある「ホルモン千葉」という焼肉店の系列の様です。ちなみに、ホルモン千葉は東京と大阪にも店舗があるそうで、普通のお店はお客が自ら肉を焼くと思いますが、このお店では全部店員さんが焼いてくれるスタイルなのだそうです。

というわけで、今回は個性的な鍋料理のお店「肉なべ千葉」に立ち寄った時の様子を書いてみようと思います。

外観

京都でとある用事を済ませ、辺りがすっかり暗くなった頃、飲食店が立ち並ぶ木屋町通りの先斗町付近を歩いていると、「肉ナベ」と書かれたネオンサインが妙に気になるお店が目に留まりました。

肉なべ 千葉 外観

そのお店と周りを見回してみると、脇の方の路地に数人の行列ができているのを見つけました。週末の夕飯時で混み合う時間帯とはいえ、行列ができるとは結構な人気店の様です。

そんな状況を見てしまうと、更に「肉なべ」とやらが気になってしまい、気づいたら私も列に並んでいました。

普段はどれだけ待つのかわかりませんが、この時は大体30分ほど待ったところで、店内に入る事ができました。

肉なべ 千葉 外観

店内

店内はカウンターとテーブル席があり、思ったよりこじんまりした雰囲気でした。

今回は、店員さんに案内されたカウンター席に着きます。

肉なべ 千葉 店内
肉なべ 千葉 店内

食事(肉なべ など)

席に着いて見上げてみると、壁に肉なべのメニューが貼られています。肉なべ自体のバリエーションは至ってシンプルで、つくね入りかそうでないかの2択です。あとは、肉、野菜、つくねの量を増やすかどうか、シメをどうするかの選択肢ぐらいしかありません。

鍋料理は二人前からというお店が多いですが、有難い事にこのお店は一人前から注文できます。

今回は初めてなので、ノーマルスタイルのつくね無し、各具材の量追加なしで一人前を注文しました。シメは後で注文する事にします。

肉なべ 千葉 肉なべメニュー

まずは、最初に注文しておいた生ビールが出てきました。

突き出し(この日はやわらかく煮込まれた肉料理)と、枝豆が付いてきました。枝豆は、外で長く待たせてしまったのでサービスという事で付けてくれたものです。

どうでもいい事ですが、関西では「お通し」より「突き出し」と言う方が主流の様な気がします。

生ビール・突き出し・枝豆

突き出しのお肉はホロホロになるまで煮込まれており美味しいです。これだけで生ビール一杯いけそうです。

突き出し

かなりお腹が空いていたという事もあり、調子に乗って追加で一品料理も注文してしまいました。

まずは、ポテトサラダ。フライドオニオンとベーコンだと思いますが、それらがふんだんに入っているので、普通のポテトサラダに比べてビールが進むしっかりとした味です。

ポテトサラダ

次はスタミナを付けたかったので注文した、にんにく揚げ。

にんにく揚げ

にんにくはホクホクしていて美味しいです。翌日も仕事が休みなので、気兼ねなく食べる事ができます。

にんにく揚げ

これらの一品料理をつつきながらビールを飲んでいると、いよいよメインの肉なべが登場しました。

なんと野菜が見えないぐらい肉の方がてんこ盛りで、鍋の中は圧倒的に肉優位の勢力図になっています。

入っている肉の種類も、牛肉、豚肉、鶏肉、ホルモンと肉のオールスター集結状態で、まさしく「肉なべ」の名に恥じない鍋でした。

肉なべ

このお店では、鍋の調理は全部店員さんがやってくれるので、自分で火加減を調整したり具材を押し込んだりする必要はありません。見ているだけでOKです。

同じ系列の焼肉店「ホルモン千葉」の方も店員さんが肉を焼いてくれるスタイルだそうなので、このお店もそれを踏襲している様です。

肉なべ

店員さんから、いよいよ鍋の完成を告げられました。仕上げにコショウをかけてくれます。

肉なべ

早速取り皿に取ってみると、特に意識して肉を多めにすくった訳ではないのに、肉がごっそり入っていて、何か幸せな気持ちになってきます。

肉なべ

肉なべ用の調味料が卓上に置かれており、ポン酢、山椒入り七味、普通の七味を使って味変ができます。

それ以外にも、店員さんに言えば、おろしにんにくもいただける様です。

調味料

普段食べる野菜優勢のお鍋とは一味違って、お肉をワシワシ食べる幸せをひたすら噛みしめる事ができます。

自宅で作るお鍋の肉は煮詰まって固くなりがちですが、このお店では、肉が良質なのか、店員さんが絶妙な火加減で調理をしてくれるからなのか、肉がやわらかくてジューシーで、鍋スープの味も良くマッチしています。

肉なべ

当然ビールも進み、鍋の方も良いペースで食べ進んで行きます。程なくして、鍋の具を食べきってしまいました。

もちろん、この後シメを注文しようと思いますが、問題は何でシメるかです。シメのラインナップは、雑炊、そば(中華麺)、辛味噌を和えたやきそばの3種類ですが、雑炊かそばで少し悩みました。

さらに店員さんが追い打ちをかける様に、辛味噌のやきそばはハマる人はハマると言われ、悩みは更に深まります。

この時は何となくシメはラーメン的な気分だったので、悩んだ末、結局そばを注文する事にしました。

ちなみに、シメの調理も店員さんが全部やってくれます。

〆のそば(中華麺)

シメが完成した様なので、麺とスープを取り皿にとり、まずはスープを一口含んでみます。すると、肉のうまみが溶け出した、濃厚でクリーミーな味が口いっぱいに広がります。

〆のそば(中華麺)

麺も太すぎず細すぎずちょうど良い太さで、スープが良く絡みます。

その美味しさに、止まる事なくあっという間に平らげてしまいました。

〆のそば(中華麺)

お腹いっぱいになり、大満足した所で店員さんにお会計を告げると、お口直しにと、大き目のおちょこ一杯分ぐらいのドロッとした甘いジュースを出してくれました。

デザート的なものだと思いますが、肉の脂に満ちた口内をさわやかな甘みでリセットしてくれました。

お口直し(ミックスジュース)

さらに、お会計後にミンティアまでいただきました。市販のミンティアの表面にお店のシールが貼ってある様です。焼肉屋さんで、食後にミント味のガムや飴をもらうような感覚だと思います。

ミンティア

お店を出た後、さすがに満腹で苦しくなっていたため、この後はどこにも寄らず、真っすぐ自宅に帰る事にしました。

まとめ

今回は、京都の先斗町にある「肉なべ千葉」にて、山盛り肉の「肉なべ」を堪能してきました。

実際食べてみると、鍋は野菜が大半を占めるものであるという固定観念を覆す、インパクトのある鍋でした。

肉をモリモリ食べたいという時に是非お勧めしたいお店です。

また、お客にセルフでやってもらう事を増やし、お店スタッフの手間や人件費を減らす方向に向かいつつあるこのご時世に、店員さんが全てやってくれるフルサービスのお店というのは逆に新鮮で、ありがたく感じました。こういうお店もずっと残ってほしいと思います。

住所〒604-8017 京都府京都市中京区材木町187
電話番号075-231-7518
営業時間17:00~23:00(ラストオーダー22:00)
定休日:月曜日
アクセス(公共交通機関)京阪本線 三条駅 から徒歩約5分
京阪本線 祇園四条駅 から徒歩約6分
京都市営地下鉄東西線 三条京阪駅 から徒歩約6分
阪急京都線 京都河原町駅 から徒歩約6分

アクセス(自家用車)
名神高速道路 京都東ICから車で約25分 または京都南ICから車で約26分
※駐車場なし(近隣にコインパーキング有)
公式ホームページ肉なべ千葉 本店
http://www.chiba-group.jp/nikunabe/
千葉グループトップページ
http://www.chiba-group.jp/
肉なべ 千葉(2023年11月時点)
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