滋賀県に住む様になってからもう何年か経つのですが、これまで県庁のある大津駅周辺を訪れる機会はほとんどありませんでした。他の滋賀県民に聞いても、やはり似たような感じらしいです。
というのも、大津駅周辺よりも少し東に行った所にある草津駅や南草津駅周辺の方が賑わっているし、大津駅まで行くぐらいならもう少し西に行って京都駅まで行った方が良いと思う人も多いからです。
そんな地元滋賀県民にもスルーされがちな大津駅周辺ですが、最近珍しくこの近くを訪れる機会が何度かあり、その際にランチで訪れた「肉料理 最後にカツ。」というちょっとクセのある名前の肉料理店が良かったので、今回はその時の様子を書いてみようと思います。
最寄り駅（京阪電車 島ノ関駅）
この日は昼食も取らず14時近くまでJR膳所駅付近で用事があったので、その後どこかで遅めのランチを取ろうと思い、以前バイクで前を通り掛かった時に気になっていた、「肉食堂 最後にカツ。」というお店の事を思い出し、行ってみる事にしました。
このお店は大津市内に2店舗あり、今回は京阪電車の島ノ関駅のすぐ近くにある1号店を訪れました。（ちなみに2号店は、JR大津駅の近くにあります）
膳所から京阪電車（石山坂本線）に乗って島の関駅まで移動し、ホームに降りると道路を挟んだすぐ向こう側にお店が見えました。
駅を出てから横断歩道を渡り、お店の方に向かいます。
肉食堂 最後にカツ。
週末でしたが、お昼のピークを外していたせいか、特に並んでいたり混雑している様子も無く、すぐ席に座れそうです。
お店の窓にメニューが貼ってあったので、入店前にある程度決めておく事にしました。
カレーかトンテキかで少し悩みましたが、今回はトンテキ（伝説のトンテキ 並）に決めました。
店内に入ると券売機があり、まずそこで食券を買うスタイルの様です。
券売機は現金のみ対応なので、お金を投入して先ほど決めておいた「伝説のトンテキ」のボタンを押して食券を購入します。
店内はこじんまりしており、ほぼカウンター席になっていました。1席だけ窓際に小さなテーブル席があります。
食券を店員さんに渡し、席に座って料理を待ちます。
食事（伝説のトンテキ）
しばらく待っていると、注文の品が運ばれてきました。なかなかの絶景です。
熱々のスキレットの中で分厚いトンテキがジュウジュウと音を立てながら、もうもうと湯気を立てている様子を見ているだけで期待がどんどん膨らみます。
我慢できず、早速トンテキを一切れ口に運んでみます。
肉を噛むとジューシーな肉汁が広がり、硬すぎず柔らかすぎずちょうど良い感じの豚肉でした。さすが肉料理で勝負しているお店だけあって、良い肉質だと思いました。
肉に絡まったトンテキのタレもしっかりとした味付けで、確実にご飯が進む味です。
そのご飯ですが、おかわりできるというのもうれしいポイントです。
トンテキの脇を固める汁物は何とテールスープでした。牛タンとの組み合わせで出てくる事は良くありますが、トンテキとの組み合わせに遭遇したのは初めてです。
実際に飲んでみると、脂っこいトンテキには味噌汁よりこちらの方が合っている様な気もします。
トンテキに添えられた千切りキャベツは、熱々のスキレットに熱されてしんなりしている上に、トンテキの脂とタレがしっかりとしみ込んでいるので、これだけでもごはんが進みます。
トンテキの下にはモヤシが敷かれており、これもまた脂とタレがしっかりと染みこんでいて美味しいです。
トンテキは一切れが大き目にカットされているので、口いっぱいで肉の食感を楽しめます。
今回は「並」を注文したので肉は200gでしたが、これで物足りなければ400gの「キング」というサイズもある様です。私の場合は並でも十分満足できました。
肉と米という最強の組み合わせで箸が止まらず、気づいたら完食していました。
添えられていたキャベツやもやしまで綺麗に無くなるほど、余すこと無く堪能できました。
周辺散歩（琵琶湖畔 なぎさ公園）
トンテキを食べ終えてお店を出た後、腹ごなしに散歩がてら琵琶湖の方まで歩いてみる事にしました。
少し歩くと、琵琶湖沿いに整備された公園（なぎさ公園）まで来ました。
ウォーキングやランニングをしている人がちらほらいましたが、実際に私も琵琶湖を眺めながら公園を歩いていると、本当に気持ちが良かったです。
是非こんな所に住んでみたいと思ったりもしますが、実は近年、大津の不動産価格が結構上がってきているそうです。
その理由はインバウンド需要で京都の物件が高騰しているため、京都をあきらめて大津に物件を求める人が増えているからだそうです。すでに滋賀の南西部は京都や大阪のベッドタウン的なポジションですが、それが更に加速している印象を受けます。
そんな事を考えながら、心ゆくまで公園を散策した後、帰宅の途に就きました。
別日訪問（名物の肉カレー）
実は別の日にもう一度訪れて、「名物の肉カレー」を食べてきたので、その時に撮った写真を貼っておきます。
カレーそのものも美味しかったですが、やはりメインは肉だと感じさせるボリューム感と存在感が際立つ一品でした。
まとめ
今回は、滋賀県の大津にある肉料理専門店「肉食堂 最後にカツ。」で肉料理を食べてきました。
肉食堂を標榜するお店だけあって、肉（豚肉）を主役としたメニューと肉の質は、十分肉好きの心に刺さるのではないかと思います。
既に私も複数回程訪問するほど、すっかりリピーターになっていますが、また訪問して食べた事のないメニューも試してみたいと思っています。
| 住所 | 〒520-0042 滋賀県大津市島の関7-16 |
| 電話番号 | ― |
| 営業時間 | 11:00～15:00、16:00～21:00 定休日：不定休 |
| アクセス（公共交通機関） | 京阪石山坂本線 島ノ関駅から徒歩約1分 または JR大津駅から徒歩約15分 |
| アクセス（自家用車） | 名神高速道路 大津ICより車で約10分 ※駐車場なし（近隣にコインパーキングあり） |
| 公式ホームページ | ― |
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