トラック運転手御用達 関ケ原の食堂(天下茶屋)

関ケ原 天下茶屋 グルメ
関ケ原 天下茶屋

前回の記事「天下分け目の決戦場ツーリング(関ケ原古戦場)」で関ケ原古戦場巡りをしてきた話を書きましたが、その後どこかで昼食を取ろうとお店を探しながらバイクで走っていたところ、「天下茶屋」という私好みの渋い佇まいの大衆食堂を見つけたので、そこで食事をしてきました。

この食堂には広大な駐車場があり、大型のトラックやトレーラも余裕で何台も駐車できる広なので、ドライバーさんも良く来店される様でした。

これまでに立ち寄って記事にも書いた事のある、三重県関宿の「びっくりや」や、同県伊賀の「伊賀食堂」などのお店で食事をしてきた結果、トラックドライバーが立ち寄るお店にハズレ無しと確信しているので、これが決め手になったと思います。

今回は、このお店に立ち寄った時の様子を書いてみようと思います。

お店到着

バイクで関ケ原古戦場から国道21号沿いを西の方に向かって走っていると、途中に魅力的なお店が並んでいる一帯があります。

まずは、天下分け麺処と看板に大きく書かれたうどん・そばがメインの食堂「やまびこ路」、どこか懐かしい感じのするカフェレストラン風のお店「G-G DINER 関が原」、そしてそのすぐ先にある食堂「天下茶屋」という具合に私の琴線に触れるお店が立ち並び、思わず目移りしてしまいます。

少し悩みましたが、最終的に「天下茶屋」の前にバイクを停める事にしました。

天下茶屋 外観

お店の前の駐車場にバイクを停めた後、ふとお店の横の方を見てみると、広い空き地の様な土地が広がっています。どうやらここも駐車場の様です。この時は大型トラックが1台停まっていました。

トラックドライバー向けに、広い駐車場を完備した飲食店はこれまでも何度か訪れており、いずれも出てきた料理に大満足した記憶があるので、今回も期待が膨らみます。

天下茶屋 駐車場

お店の入口前まで来ると、「たれカツ丼」と大きく書かれた看板がありました。おそらく、ここの一押しメニューだと思われます。

天下茶屋 入口

店内

店内に入ると、期待した通り、どこか懐かしさが漂う大衆食堂の雰囲気に包まれます。

入ってすぐの所にあるお座敷には、これまた懐かしい丸いちゃぶ台が置かれており、そこでテレビを観ながらビール片手に一杯やっているお客がいたりして、昔のドラマで昭和のお茶の間シーンを見ているかの様でした。

ここの様にトラックドライバーが良く立ち寄るお店は、お店で飲食すれば、そのまま駐車場にトラックを停めたまま車中で一泊しても構わないという所が多いそうなので、この時お茶の間で一杯やっていたお客もそんな感じのドライバーさんだったかもしれません。

天下茶屋 店内

ついつい昭和なお座敷席に目が行ってしまいましたが、大半はテーブルとパイプ椅子の席が並ぶ、これぞ大衆食堂といった雰囲気の店内です。

この時は大体13時を少し回ったぐらいだったのですが、お客はちらほらと居るのみで、すぐに座れました。

天下茶屋 店内

空いていた入口近くの席に座り、卓上のメニューを開いてみます。

天下茶屋 店内

やはり、お店の前の看板に大きく書いてあった「たれカツ丼」を推している様です。たれカツ丼単品の他にも、豚汁や唐揚げなどと組み合わせたランチセットもある様です。

お持ち帰りもできる様なので、ツーリング途中にここに寄り、たれカツ丼をテイクアウトして、どこか景色の良い所に持って行って食べるというのも良さそうです。

天下茶屋 メニュー

定食のラインナップも結構充実しています。価格はだいたい千円前後ぐらいで、結構ボリュームがありそうです。

天下茶屋 メニュー

麺類や揚げ物や鍋物などの単品メニューもあります。

天下茶屋 メニュー

もちろん、アルコール類も一通り揃っています。そのおつまみになりそうな一品料理やおかず類が冷蔵庫に作り置きされており、酒飲みモードの方にも優しいお店です。おまけに朝定食というものまであるので、いつかここで朝から飲んでみたい気分になります。

ついつい朝飲みの妄想が広がって行きそうなところを何とか抑えて、お食事メニューを選びます。ここはやはり、お店のお勧めに乗ってみる事にして、「たれカツ丼」をいただく事にしました。

まだランチ時間帯だったので、たれカツ丼単品ではなく、赤だし味噌汁が付いたランチセットを注文しました。

天下茶屋 メニュー

食事(たれカツ丼)

自宅までの帰り道ルートなどをスマホで検索しながら待っていると、注文の品が運ばれてきました。シンプルですが、見た目はなかなか美味しそうです。

ぱっと見、たれカツ丼なのにタレが掛かっていない様に見えるのですが、これはタレを衣にしみ込ませるスタイルのためです。

たれカツ丼
たれカツ丼
たれカツ丼

カツはかなり薄めのタイプで、ちょうどハムカツの様な見た目です。タレのしみ込んだ衣を楽しむため、あえて薄くしているのかもしれません。

衣に味がついているので、何もつけなくても美味しいです。さらに、そのご飯にもタレがしみているので、単体でもご飯がどんどん進みます。

カツの下に敷かれたキャベツも良い仕事をしており、揚げ物とタレの味で単調になりそうな所を、時々変化をつけてくれます。

たれカツ丼

今回選んだランチセットには赤だしの味噌汁が付いてきました。岐阜県まで来ると名古屋の文化圏に近づくので、やはり味噌汁は赤だしが基本なのかもしれません。

あと、ランチセットだからなのかどうかわかりませんが、タレに浸かった温泉卵が小鉢で付いてきました。

この温泉卵の活用方法がイマイチわからなかったので、とりあえず崩してカツに乗せて食べてみたところ、タレの味に卵の黄身のマイルドさが加わって意外と良く合いました。

たれカツ丼

先ほどまで関ケ原古戦場を歩き回り、かなり空腹になっていたのでペロっと平らげてしまいました。

完食

このお店の昔ながらの大衆食堂の雰囲気と、たれカツの味をたっぷりと満喫した後、再びバイクに乗って帰路に就きました。

まとめ

今回は、関ケ原にある食堂「天下茶屋」で、たれカツ丼をいただきました。

カツは絶妙な加減でタレがしみ込んでおり、思ったほど重くなく、それでいて最後まで飽きる事なく美味しくいただく事ができました。

お店については、昔ながらの大衆食堂の雰囲気をそのまま残しており、私の様に古き良き昭和のレトロ感を好む方には落ち着く空間だと思います。

また、トラックドライバーのお客がくつろぎながら食事をしている姿を実際に目にしてみると、こういうお店が日本の物流を支えているのかもしれないという気持ちになってきて、何だか私も時々立ち寄って応援したい気持ちになりました。

今度訪れる時は、たれカツ丼以外の、豊富な定食メニューの何れかをいただいてみたいと思います。

住所〒503-1532 岐阜県不破郡関ケ原町野上1363-1
電話番号0584-43-0620
営業時間8:30~21:00
定休日:日曜日
アクセス(公共交通機関)JR関ケ原駅から徒歩約30分(タクシーで約10分)

アクセス(自家用車)
名神高速道路 関ケ原ICから車で約8分
※駐車場あり(大型トラックも駐車可)
公式ホームページ
天下茶屋(2023年8月時点)
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