年中冷やし中華が食べられる京都の町中華(中華のサカイ 本店)

中華のサカイ 本店 グルメ
中華のサカイ 本店

10月に入ってもまだ関西は時々夏日と報じられる暑い日がありますが、さすがに連日猛暑だった日々は過ぎ去り、だいぶ過ごしやすくなりました。

これから一気に秋冬モードに突入しようとしているこの時に、全く季節外れの話題になってしまいますが、まだ暑かった先月9月に、京都にある町中華の有名店で食べた冷やし中華がとても美味しかったので、今回はその時の事を書いてみようと思います。

そのお店というのは、京都市北区の地下鉄の最寄り駅からちょっと離れた所にある「中華のサカイ 本店」というお店で、結構メディアでも取り上げられているお店の様です。

実は、このお店の冷やし中華(このお店では「冷めん」と呼ぶのですが)は、夏限定のメニューではなく、一年を通して注文できるという事なので、全国の冷やし中華好きが歓喜しそうなお店です。

そんな、人気店の名物メニューとやらがどんなものなのか、期待を膨らませつつお店を訪れる事になりました。

到着~入店

今回訪れるお店は前から少し気になっていたのですが、なかなかお店の近くを訪れる用事が無く、全く足を運ぶ機会がありませんでした。

そんな折、先月9月終盤の週末に、この最寄り駅、といっても20分弱歩いた所にある地下鉄の北大路駅そばにあるイオンモールを訪れる機会があり、様子見がてらちょっとこのお店に寄ってみる事にしました。

お店の前まで来ると、有名店という事と、週末の正午少し前の混みそうな時間帯だったという事もあり、やはり10人ぐらいのちょっとした人だかりができていました。

このお店は、まず順番待ちリストに自分の名前を記入して、店員の方から呼ばれるのを待つというスタイルの様です。お店の前の人だかりは、名前の記入を済ませた人達でした。

中華のサカイ 本店

私も、順番待ちリストに記入して、お店の前をちょっとウロウロしながら待つことにします。

中華のサカイ 本店

お店のすぐ前と、少し離れたところの計2か所に駐車場があり、合計11台ほどの車を停める事ができそうです。最寄り駅から少し離れているためか車で訪れるお客が結構いて、ほぼ駐車場が埋まっていました。

中華のサカイ 本店 駐車場(左上:店舗向かい・右下:店舗南側)

10分ぐらい外で待った所で自分の名前が呼ばれました。といっても、まだ店内に入れる訳ではなく、注文メニューを聞かれます。店内でも注文できるそうですが、なるべく早く料理を提供できるように待っている間に注文を聞いている様です。

その後、更に10〜15分ぐらい待ったところで再び自分の名前が呼ばれ、ようやく入店する事ができました。

店内に入ってみると、まず目に飛び込んできたのが壁にびっしりと飾られた有名人等の色紙でした。さすがにテレビなどのメディアで取り上げられる有名店だけあって、名だたる俳優や芸人さん等の色紙がたくさんありました。

店の造り自体は小ぎれいな普通の町中華という感じで、あまり気取った所が無く、どことなく安心感があります。

中華のサカイ 本店 店内

案内された席に座り、卓上のメニューを眺めてみると、訪れたのが9月だったので、まだ夏仕様のメニューでしたが、他の季節版のメニューの中にも冷めん(いわゆる冷やし中華)はちゃんと含まれるそうです。

メニュー

この日は電車と徒歩で訪れたので、酒が飲めると思うとついついドリンクメニューに目がいってしまいます。

メニュー(ドリンク)

そして、やっぱり注文してしまいました。ビール中瓶です。

ビール(中瓶)

食事

ビールを一杯やっていると、外で待っている間に注文した料理が届きました。冷めんに行く前に、ちょっと気になっていたメニューだけ先に注文していました。

注文したのは、事前に調べた時に美味しそうだった、春巻きとオムライスです。

春巻き・オムライス

春巻きは一口大にカットされて提供されて食べやすく、ビールのアテにも良さそうです。

早速からしを溶いた醤油につけていただきます。

このお店の春巻きの皮は薄焼きの玉子を使っていて、他店の春巻きとは全く違う食感が楽しめます。中の餡もタケノコのシャキシャキ感が心地よく美味しいです。

春巻き

続いてオムライスをいただきます。

中華料理屋のオムライスというのはどんなものか興味をそそられたので、つい注文してしまった一品です。

見た目はよくある一般的なオムライスという感じです。

オムライス

玉子は今流行りのふわふわで半熟感のあるものとは違い、昔ながらのスタイルを守った薄焼きの玉子で包まれています。中も一般的なケチャップライスが詰まっていました。

オムライス

一口食べてみると、昔ながらの喫茶店で出てきそうなオムライスという感じの懐かしい味でした。ケチャップライスの具は鶏肉と玉ねぎのみのシンプルなもので、ケチャップの酸味とも良く合っています。

ちょっと期待していた中華料理屋ならでは感は特になかったですが、ザ・オムライスという感じの基本に忠実な美味しさでした。

オムライス

ちょっと注文しすぎかなと思いましたが、春巻き、オムライスともに箸が止まる事なく、ペロッと食べてしまいました。

お腹いっぱいになりすぎて、今日一番の目的だった冷めんが入らなくなるという事態も心配しましたが、まだお腹に余裕があったので、すかさず冷めんを注文しました。

冷めんは焼豚入りとハム入りの2種類があるのですが、今回は焼豚入りをを注文しました。

春巻き・オムライス 完食

しばらくすると、冷めん(焼豚入り)が運ばれてきました。

見た感じ、具は焼豚、キュウリ、海苔のみというシンプルなものですが、安定感のある味が期待できそうです。

冷めん(焼豚入り)

麺はもっちりとしたやや太目で、口に含むとつるつるっと入っていきます。

冷めん(焼豚入り)

細切りの焼豚がまた良い仕事をしてくれます。

冷めん(焼豚入り)の焼豚

何といっても、この冷めん全体の味を決定付けているのは、このゴマダレです。程よい酸味が食欲を刺激し、先ほど春巻きとオムライスを食べたにもかかわらず、麺をすする勢いがどんどん増してゆきます。

冷めん(焼豚入り)のゴマだれ

そして、あっという間に平らげてしまいました。残ったゴマダレの汁も余すことなく飲み干したい気持ちでしたが、ここはガマンする事にしました。

さすがにお腹いっぱいになったので、お会計を済ませてお店を出る事にしました。

冷めん 完食

まとめ

今回は、京都の有名な町中華「中華のサカイ 本店」で食事をしてきました。

年間通して食べられる名物、冷めん(冷やし中華)はもちろんですが、他のメニュー(春巻き、オムライス)も本当に美味しく、人気のあるお店という事が良くわかる気がしました。

これだけの有名店でありながら、常連と思しきお客も結構いて、地元にも愛されているお店である事が伺えます。正月は毎年冷めんをテイクアウトして食べるのが恒例というコアな常連の方もいるそうです。

京都は意外と町中華の名店が多いですが、また一つ良いお店を見つけたと思います。

住所〒603-8217 京都府京都市北区紫野上門前町 92 番地
電話番号075-492-5004
営業時間11:00~16:00、17:00~21:00(ラストオーダー20:30)
定休日:月曜日
最寄り駅京都市営地下鉄 烏丸線 北大路駅 から徒歩約16分
最寄りIC名神高速道路 京都南ICから車で約25分
駐車場駐車場あり(合計11台:店舗のすぐ向かい側と南側の2か所)
公式ホームページhttps://www.reimen.jp/
公式SNSアカウント
中華のサカイ 本店(2024年9月時点)
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