滋賀最古のお寺へ紅葉ツーリング(百済寺)

百済寺の紅葉 旅・ツーリング
百済寺の紅葉

(前のページからの続きです)

【後半(2ページ目)の目次】

脇参道・表参道(上り)・本堂

ここから本堂の方を目指します。

表参道の脇にある道を歩いてゆくと、橙色に色づく落ち葉の絨毯が綺麗に広がっていました。

脇道から表参道に出ました。ここからひたすら石段を登ってゆくと何やら門が見えてきました。

参拝の受付でいただいたパンフレットによると、この門は仁王門というらしいです。

両サイドの巨大なわらじが特徴的で、周囲の石垣と相まって堅牢な城の様な雰囲気がありますが、それもそのはずで、このお寺は戦国時代に城塞化されています。

城も好きな私にとってはお気に入りの場所になりそうです。

先ほどこのお寺は信長に焼き討ちされたと書きましたが、石垣については当時のものを残している様です。

仁王門を過ぎ、さらに登ってゆきます。

途中、神秘的な巨木や立派な石垣など、紅葉以外にも私の興味をそそるものがあり、心なしか進むペースもゆっくりになります。

ようやく石段を上り切り、本堂に到着しました。

本堂前にちょっとした参拝者の列ができており、最後尾に並んでしばらく待ってからようやく参拝を済ませる事ができました。

本堂のすぐ横に鐘楼がありました。

何と一般の参拝客でもこの鐘をつける様で、この時も鐘をつきたい人の列ができていました。

私が本堂付近にいる間にも何度も鐘が鳴らされました。

表参道(下り)・表門・売店

本堂を後にし、先ほど上ってきた表参道の石段を今度は下ってゆきます。

上りの時に見た景色とはまた違った紅葉の景色を楽しみながら、どんどん下ります。

最初に訪れた受付のあたりにある表門が近くなってくると、よりカラフルに色づく紅葉の風景が見えてきます。

石段の落ち葉と両脇の石段、その上を色とりどりの紅葉のアーチが覆う様に広がる風景は、個人的に今日一番と感じた場所でした。

この付近の景色をたっぷり堪能しながら表門の前に来ました。

この門をくぐると、先ほどの受付前の広場に出ます。

最初の広場に戻り、その後通用門を出て駐車場付近にあるお土産店や飲食店をちょっと覗いてみました。

結構賑わっており、団体客と思われるグループもいくつか見かけたので、ようやく団体ツアーもコロナ前の状態に戻り始めた印象を受けました。

何か良さそうなお土産はないかと見て回ったところ、松茸を結構推している事に気づきました。

かなり惹かれましたが、そこは高級食材の松茸という事もあり、お値段もそれなりにしたのであえなく断念しました。

この後駐車場に戻り、紅葉の余韻に浸りながらバイクに乗ってお寺を後にしました。

まとめ

今回は紅葉の見頃を迎えている、滋賀県東近江市の百済寺をバイクで訪問しました。

私個人としてはこれまでよく知らなかったお寺だったのですが、聖徳太子が建立したと伝えられる近江国最古の寺という事や、かつて日本を訪れたカトリックの宣教師ルイス・フロイスも地上の天国と称賛したほど、実はすごいお寺だと言う事を改めて知る事ができました。

しかし、その後織田信長によって焼き討ちされる不運に見舞われる事になりますが、今も残る石垣や紅葉は確実に当時の魅力を引き継いでいる様に思いました。

紅葉も評判通り素晴らしく、湖東三山の他のお寺についても紅葉の時期に訪れてみたいと思いました。

この百済寺は現時点でもまだ紅葉の見頃の様ですので、滋賀県やその周辺府県にお住まいの方は今日あたり現地は晴れそうですので訪れてみてはどうでしょうか。

実はこの後、紅葉色づく細い林道風の滋賀県道229号と34号を通り、道の駅奥永源寺渓流の里でイワナの天丼を食べに行ったのですが、その時の様子をこちらの記事で書いていますので、よかったら読んでみてください。

住所〒527-0144 滋賀県東近江市百済寺町323
電話番号0749-46-1036
拝観時間8:30~17:00(受付は16:30まで)
拝観料大人:(個人)600円(団体30名以上)550円
中学生:(個人)300円(団体)250円
小学生:(個人・団体ともに)200円
障がい者:(個人)500円
アクセス(電車・バス)近江鉄道 八日市駅からタクシーで10分 または、ちょこっとバス(愛東回り)」で百済寺本坊前 下車(約30分)
JR能登川駅から角能線の湖国バスで百済寺本町 下車~徒歩約12分
アクセス(自動車)京阪神方面から:名神高速道路 八日市ICから約10分
名古屋方面から:名神高速道路 湖東三山スマートIC(ETC専用)から約8分
公式ホームページhttp://www.hyakusaiji.jp/
百済寺(2022年11月時点)
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