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蓬莱山 頂上
打見山側から蓬莱山の方角を見渡すと、まさにスキー場のゲレンデの様な景色が広がっています。
リフトの終点がある山頂付近を目視できますが、結構高い所にあるので、それなりに体力を消耗しそうです。
一瞬悩みましたが、せっかくなので山頂を目指して歩き始める事にしました。
途中、無料で遊べる遊具などがあり、子供連れの家族が遊んでいました。
ドッグランもあるため、ペット連れで訪れるのも良さそうな場所です。
斜面は登山靴で登るような山に比べれば険しくはないのですが、それなりに傾斜角度があり、普段運動不足の身にとっては少しキツいものがあります。
それでもがんばって登って行くと、へこたれそうになる間際の絶妙なポイントに休憩できる椅子が置いてありました。
椅子に座って打見山の方を眺めてみると、草原と紅葉と雲海と青空という今まで見たことのない組み合わせの風景が広がっており、ここにずっと座っていたいと思ってしまいました。
何とか重い腰を上げ、再び蓬莱山の山頂を目指して歩き始めます。
しばらく歩き進み、ようやく展望台まで到着しました。
カフェの小屋がありましたが、この時期は営業していない様です。
蓬莱山の展望台からも見渡す限りの雲海と青空を眺める事ができ、ここでお弁当などを食べたらおいしさが倍増しそうです。
展望台を離れて山頂付近を少し散策してみます。
山並みを望む景色の良さそうなスポットにブランコが置いてありました。まさに天空のブランコといった佇まいです。これはSNS映えしそうな気がします。
蓬莱山の山頂は先ほどのびわ湖テラスの様な充実した施設はないのですが、ここから紅葉に色づく山々を眺めているだけでも十分登って来た甲斐があったと思う事ができます。
この一帯はリゾート地として開発されていますが、ロープウェイを使わず徒歩で登れる登山道もあるため、登山装備を身に着けて登って来る人も何人か見かけました。
同じ景色でも、自らの足で登った後に眺めるこの景色はきっと格別なものだろうと思います。
一通り山頂からの景色を堪能できたので、ロープウェイの山頂駅がある打見山まで戻る事にします。
ここから見ると打見山がかなり遠くに見えますが、今度は下りなので、景色を楽しみながら休憩する事なく歩く事ができました。
ロープウェイ 下り(山頂駅→山麓駅)
ロープウェイの山頂駅まで来ると、数人が並んでいるだけで、すんなりと帰りの便に乗る事ができました。
ゴンドラの中はガラガラだったので、好きな位置に陣取り、見納めとなる紅葉と雲海の景色に別れを告げました。
やがてゴンドラが雲海に突入し、程なくして下界の山麓駅に戻ってきました。
先ほどの絶景広がる世界から夢が覚めた様に、一気に現実に戻った気持ちになりました。
山麓駅内にある売店を見て回り、天上界での夢の証として何かお土産を買って帰る事にしました。
駐車場に戻るとまだAM11時ぐらいでしたが、お腹も空いて来たため、前から気になっていた琵琶湖畔のカフェで昼食を取ってから帰路に就き、天上界での余韻を残したまま今回のツーリングを無事終える事ができました。
(カフェでの昼食の様子はまた別の機会に書いてみたいと思います)
まとめ
今回は定番すぎてなかなか足が向かなかった「びわ湖バレイ」を訪れ、見頃を迎えた紅葉と、たまたま遭遇できた雲海がコラボする絶景を存分に楽しむことができました。
やや高めの料金設定や休日の混雑状況を考えると、頻繁に来れる場所ではないかもしれませんが、琵琶湖周辺の観光スポットとして常に上位に挙げられる理由がわかった様な気がしました。
遠方から旅行で滋賀を訪れる人に「どこがおすすめ?」と聞かれたら、間違いなくお勧めできるスポットだと感じました。
住所 | 〒520-0514 滋賀県大津市木戸1547-1 |
電話番号 | 077-592-1155 |
営業時間(ロープウェイ グリーンシーズン) | 4月~10月 9:00~17:00、11月 9:30~16:30 ※休業日、各施設の営業時間の最新情報は公式ホームページ参照 |
アクセス(電車・バス) | JR志賀駅(バスで約10分) |
アクセス(自動車) | 名神高速道路 京都東IC~西大津バイパス~湖西道路 志賀ICを降りて5分 |
公式ホームページ | https://www.biwako-valley.com/ |
※各種料金については、チケット購入方法や時期により異なりますので公式ホームページを参照してください。
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