大阪 終日飲み歩き&夏の甲子園(真夏の思い出2022)

大阪飲み歩きと夏の甲子園 グルメ
大阪飲み歩きと夏の甲子園

最近になって急に気温が下がり、すっかり夏の面影が消えてしまいましたが、今年の夏は良い思い出を作れましたでしょうか。

私は何とか世間並みにお盆休みが取れたので、何か夏を感じる過ごし方をしたいと思っていたところ、ちょうど職場の同僚(大阪市在住)が、私を夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)観戦に誘ってくれました。

その頃、我らが滋賀県代表の近江高校が勝ち進んでおり、そのまま順調に勝てば同校の試合が行われる予定の日を選んでくれた事もあり、二つ返事で誘いに乗る事にしました。

ようやく夏らしい予定が出来て少しほっとしたところで、もう一声何かほしいと欲が出てきてしまい、なんと前泊して大阪で飲み歩くという、夏とは全く関係ない予定を急遽押し込むことにしました。

残念ながら先ほどの同僚は野球観戦の前日に別の予定があるという事だったので、この日は一人で飲み歩く事になりましたが、ソロツーリング派の私としてはソロ飲み歩きも好きなので、全く問題なく楽しむことができました。

最近ふと気づいたのですが、このブログのタイトルに「関西」と付けておきながら、大阪の記事が1つも無かったので、今回はそんな夏の思い出について書いてみたいと思います。

(注)今回は、ひたすらおっさんが大阪の街を飲み歩いている場面がほとんどなので、正直つまらないかもしれませんが、チラ見してもらえるだけでもうれしいです。

【前半(1ページ目)の目次】

訪問先全マップ

出発~大阪駅到着

高校野球観戦のお目当てにしていた近江高校が順調に勝ち進み、狙い通り私が行く日に同校の試合が行われることになりました。

そうと決まれば近江高校を全力で応援しに行こうという気持ちが湧いてきそうなものですが、情けない事に前日どのお店を飲み歩こうかという事で頭がいっぱいになっている自分がいました。

しかも、その日は朝から晩まで飲むと決めていたので、朝8時頃大阪に到着する様に早起きするという(飲み歩きへの)気合の入れようでした。

私は滋賀の中でも京都寄りに住んでいるので、多少頑張れば大阪へも在来線の普通列車で通勤できてしまいます。

そのため、大阪はあまり旅行気分にはなれないのですが、ある意味(飲み歩きの)テーマパークなので行く前から気持ちが盛り上がってました。

電車に乗り込み、スマホをいじったり車窓を眺めたりしながら過ごしていると、予定通り朝8時ちょっと過ぎに大阪駅に到着しました。

JR大阪駅

まずは手始めに大阪駅(梅田)周辺の飲み屋から行ってみようと思います。

大阪屋

まだ朝の8時台なので、いくら大阪といえども朝から営業している居酒屋は結構限られるため、事前にこの時間からも営業している事を知っていた居酒屋「大阪屋」で今日のスタートを切る事にします。

駅を出て、新梅田食堂街の入口まで歩いてきました。通路の奥の方に1つだけポツンと光る赤提灯が見えます。

新梅田食堂街

赤提灯を目指して奥に歩いて行くと、大阪屋に到着しました。

このお店は以前も来た事がある立ち飲み屋で、何と朝7時から営業しています。お酒を飲まず、朝定食だけ食べに来店するサラリーマン風のお客も結構います。

大阪屋

中に入ってカウンター席に座り(立ち飲みですが朝は椅子が置かれていました)早速ビール大瓶と、料理(ポテトサラダ、赤ウインナ―)を注文しました。

ポテトサラダと赤ウインナ―

ビールをグラスに注ぎ、今日一杯目のモーニングビールをいただきます。

これが今日の朝食です。それにしても、朝っぱらから飲むビールは本当に最高ですね。

しばらくして隣の人が食べていたおでんが気になったので、私も追加でおでん(大根、玉子、じゃがいも)を注文してみました。

おでん

おでんもよく味が染みていて安定のおいしさでした。

あっという間に瓶ビールが空になったので、思わずもう一本注文してしまいました。朝から飛ばし過ぎな気がしますが、今日一日は後先を考えない事にします。

1時間ぐらい居た様な気がしますが、まだ1件目なのでこの辺にしておいて、次のお店に行く事にします。

全部でお会計は大体2,200円ぐらいでした。ビール大瓶2本飲んでこれは安いですね。1軒目としては安心安定のお店だと思います。

住所〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町9-22 新梅田食道街
電話番号06-6361-4881
営業時間7:00~23:00
最寄り駅JR大阪駅、阪神・大阪梅田駅、阪急・大阪梅田駅、地下鉄梅田駅(徒歩約2分)
公式ホームページhttp://umetoyo.com/osakaya/
大阪屋(2022年8月時点)

ヨネヤ 梅田本店

2軒目は特に決めていなかったので、その場で良さそうなお店を探してみたのですが、まだ朝9時台だったという事もあり、営業している居酒屋がなかなか見つからず、しばらくスマホと格闘する事になりました。

しばらく格闘した末、ようやくこの時間でも営業している串カツのお店「ヨネヤ」を見つけました。

まだ行った事のないお店ですが、大阪に来たからには串カツを食べたいと思っていたので、早速このお店に向かう事にします。

お店のあるホワイティうめだを目指してしばらく歩き、程なくしてヨネヤに到着しました。立ち飲みスタイルなのでさくっと串カツを食べるのにちょうどよさそうなお店です。

ヨネヤ 梅田本店

先ほどのお店ではずっとビールだったので、今回はハイボールと串カツを適当に注文しました。

下の写真の左から、エリンギベーコン、紅ショウガ、れんこんです。

串カツ(左からエリンギベーコン、紅ショウガ、れんこん)

揚げ物とハイボールって何でこんなに合うんでしょうね。最高の組み合わせだと思います。

関東に住んでいた頃、紅ショウガの串かつについては結構賛否が分かれていましたが、関西に住む様になってから、私はメニューで見かけたら必ず注文するほど好きな串カツになってます。

串カツはソースの2度漬け禁止というのが常識ですが、このお店のメニュー表を見ると、ソースは2度漬け放題という一瞬目を疑う記載がありました。

ここではお客毎に専用の容器でソースが出されるため、何度漬けても良いそうです。

先ほどの3本だけでは全然足りないので、追加でもう3本の串カツとレモンハイを注文しました。

下の写真の左から、うずら卵、きす、豚カツです。

串カツ(左からうずら卵、きす、豚カツ)

どれもおいしく、他にも色々な串かつを楽しみたいと思いましたが、これぐらいに留めてそろそろ次のお店に行くことにします。

お会計は大体1,600円ぐらいでした。ここも安いですね。遠方から出張で大阪に来た時、帰りの新幹線に乗るまで少し時間がある時など、ちょい飲みに最適なお店だと思いました。

住所〒530-0017 大阪市北区角田町梅田地下街2-5 ホワイティうめだ(ノースモール1)
電話番号06-6311-6445
営業時間9:00~22:30(ラストオーダー22:00)
定休日 奇数月の第3木曜日、元日
最寄り駅JR大阪駅、阪神・大阪梅田駅、阪急・大阪梅田駅、
地下鉄梅田駅、東梅田駅(徒歩約5分)
公式ホームページhttp://www.yoneya.osaka/
公式SNSアカウント(Twitter)https://twitter.com/yoneya_
ヨネヤ 梅田本店(2022年8月時点)

ホルモン道場

そろそろ梅田周辺を離れて別の場所に行きたくなってきたので、大阪の中でも私の好きな界隈へ行くため、JR電車に乗り新今宮駅に移動する事にしました。

新今宮駅周辺は、通天閣のある新世界や西成があります。

中でも西成は物騒な街というイメージがあると思いますが、最近はかなり安全な街になっているらしく、あの高級宿を展開する星野リゾートの系列ホテルがこの地に進出して世間を驚かせました。

私がこの周辺を好きな理由は、昭和の懐かしい面影が残るお店や、安くておいしい料理を出す居酒屋が多いためです。

特に私が好きなのは、この付近にあるジャンジャン横丁という通りで、もう何度か訪れています。

今回は、以前から気になりながらもまだ入ったことの無い、焼肉・ホルモンのお店「ホルモン道場」に行ってみる事にしました。

新今宮駅から歩いてすぐのジャンジャン横丁に入り、肉の焼ける良いにおいが漂うホルモン道場の前まできました。昭和の雰囲気が残る店構えに期待感が膨らみます。

中に入るとコの字型のカウンターのみのお店でした。11時台だったのですが、既に結構お客がいます。

ホルモン道場

店内の壁に魅力的なホルモンのメニューがずらっと貼り出されているのですが、すでに2軒ハシゴしているため、厳選した上で生せんまいとホルモンの盛り合わせの2品に絞って注文しました。お酒はここでもビール大瓶を注文しています。

まずは生せんまいが運ばれてきました。

生せんまいは関西に来てから食べる様になったのですが、私の好きなホルモンの一つです。
このタレがおいしく、ビールが進みます。

生せんまい

しばらくするとホルモンの盛り合わせが運ばれてきました。
これは一皿で色々な種類のホルモンが楽しめてお得です。肉汁とタレをしっかり吸い込んだ野菜もちゃんとビールのアテになります。

ホルモン盛り合わせ

瓶ビールも程なくして空になり、追加注文したレモンハイも飲み終えた所でちょうどホルモンも食べ終わりました。

初めて入ったお店でしたが、懐かしい感じの店内やホルモン焼きの香ばしいにおいが充満する何とも言えない良い雰囲気でした。ちょっと古いですが、昭和の漫画「じゃりン子チエ」の世界観を感じます。

お会計は大体2,200円でした。十分にホルモンとお酒を堪能出来てこのお値段はうれしいです。

だんだんお腹も膨れてきましたが、もう少し飲みたいと思い、とりあえずお店を出ます。

住所〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東3-2-23
電話番号06-6631-3466
営業時間11:00~17:00(ラストオーダー16:30)
最寄り駅JR新今宮駅、地下鉄動物園前駅(徒歩約5分)
公式ホームページ
ホルモン道場(2022年8月時点)

大興寿司 南店

再びジャンジャン横丁をぶらぶらと歩き、軽く何かつまみながら飲めそうなお店を探していると、結構お客で賑わっている「大興寿司」という寿司屋が目にとまりました。

表に掲示されているメニューパネルを見る限り、回っていない寿司の割にかなり安そうです。

大興寿司 南店

ちょっと店内を覗いてみると、このお店もコの字カウンターのみのお店で、サクっと食べて飲むにはちょうど良さそうです。

早速中に入って席に座り、とりあえず瓶ビールを注文して店内に掲載されているメニューをきょろきょろと見渡してみます。

このお店のお寿司はほとんど3貫ずつの注文になり、一部高めのものは2貫ずつの注文の様です。

ちゃんとした寿司屋なのにお値段も安く、3貫で150円からという回転寿司店並みの価格設定です。

お寿司を適当に注文し、ビールを飲みながらつまみ始めます。

寿司

意外と食が進み、いわし、サーモン、穴子、鯛と次々に注文し、気づくと全部で12貫ほど食べていました。既にあれだけ飲んで食べているのに寿司は別腹の様です。

雰囲気もお値段もカジュアルなので、気兼ねなく寿司をつまめる良いお店でした。

安くておいしいかったので、今夜泊まる宿での晩酌のお供にお持ち帰りの寿司折も注文してしまいました。

寿司折(テイクアウト)

お会計は、お店で食事した分は大体1,500円ぐらい、お持ち帰り分は900円ぐらいと、とってもリーズナブルで懐に優しいです。

この寿司屋はすぐ近くにもう一つお店あり、そちらが本店で今回入ったのは南店との事です。

住所〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東3-3-11
電話番号06-6641-0669
営業時間11:30~21:00 定休日 火曜日
最寄り駅JR新今宮駅、地下鉄動物園前駅(徒歩約5分)
公式ホームページ
大興寿司 南店(2022年8月時点)

かすうどん 恵美須屋2号店

さすがにお腹も膨れ、お酒ももう十分すぎるほど飲んだので、そろそろ今日宿泊する宿の方に向かおうかと思いながらジャンジャン横丁を歩いていると「かすうどん」と書かれた看板が目に飛び込んできました。

お腹の調子と相談しつつちょっと迷いましたが、大阪に来たからにはかすうどんも食べておきたいと思い、飲んだ後のシメのつもりで寄っていく事にしました。

かすうどん 恵美須屋2号店

お店に入って席に着くなりノーマルのかすうどんを注文します。

かすうどんは関西の人以外は馴染みが無いかもしれませんが、牛ホルモンを揚げた油かすが入ったうどんの事です。私も初めて食べたのは関西に移り住んでからでした。

しばらく待っていると、かすうどんができました。

かすうどん

早速スープをすすってみると、油かすのうまみが溶け出したダシの味が胃に沁みわたります。

うどんもつるつると入り、私のにらんだ通り飲んだ後のシメに最高です。結局スープは全て飲み干してしまいました。

お会計は720円とうどんにしては良いお値段ですが、十分満足しました。

住所〒556-0002 大阪市浪速区恵美須東3-4-3
電話番号06-6556-7871
営業時間8:45~23:00(ラストオーダー22:30) 定休日 月曜日
最寄り駅JR新今宮駅、地下鉄動物園前駅(徒歩約5分)
公式ホームページhttps://www.hirotaka-group.com/
かすうどん 恵美須屋2号店(2022年8月時点)

千日前道具屋筋商店街

今度こそ宿に向かおうと思い再び歩き出しました。

今日の宿は難波駅付近にあるのですが、ここから歩くと30分ぐらいかかるのにも関わらず、腹ごなしと酔い覚ましのために思い切って歩く事にしました。

単に酔っぱらってまともな思考になっていなかったかもしれませんが…。

とりあえず、通天閣を目印に日本橋方面を目指します。

新世界と通天閣

観光客で賑わう通天閣付近を通り過ぎ、更に北へ北へと歩きます。

しばらくすると、電気店やメイドカフェなどが立ち並ぶ日本橋に差し掛かります。東京の場所に例えると秋葉原の様な雰囲気のあるエリアです。

更に難波駅方向に歩いて行くと、千日前道具屋筋商店街の入口が見えてきました。

千日前道具屋筋商店街 入口

この商店街は、飲食業者向けの物品を扱うお店が立ち並ぶ通りで、一般の観光客も品物を購入できます。

ここも東京の場所に例えてみると、浅草の合羽橋道具街の様な通りといった所でしょうか。

以前も来たことがありますが、結構好きな場所なので今回もこの商店街を歩いてみる事にします。

通りを歩くと、食品サンプルのお店、看板のお店、調理器具のお店、食器のお店などが並び、見ているだけで楽しくなります。

千日前道具屋筋商店街

私は時々料理もするので、危うく鉄フライパンを購入しそうになりましたが、酔っていた割には冷静な判断で何とか思いとどまりました。

商店街を抜けると、お笑いの聖地NGK(なんばグランド花月)が見えてきました。

なんばグランド花月前

ここまで来ると宿も近いので一安心です。程なくして宿に到着し、チェックインを済ませます。

部屋に入るなり、疲れと酔いが一気に来たのかベットに倒れ込みました。

ベットに横たわりながら気持ちよく休んでいると、案の定そのまま眠りについていました。

(この後の様子は次のページに続きます)

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