京都東山の行列の絶えない町中華(マルシン飯店)

マルシン飯店 グルメ
マルシン飯店

少し前になりますが、猛暑真っ只中の8月の京都にて、以前からずっと行ってみたかった中華料理店で食事をする事ができましたので、その時の様子を書いてみたいと思います。

この中華料理店は、東山にある「マルシン飯店」というお店で、一見どこにでもありそうな町中華なのですが、実はメディアでも良く取り上げられるほどの大人気店です。

一番人気のメニューは「天津飯」で、お客の多くが注文すると言われており、私も是非これを食べてみたいと常々思っていました。

実は何度かお店の前まで行った事はあるのですが、いつもお店の前に出来ている大行列に圧倒され、毎回諦めて立ち去る結果となっていました。

それでも一度は行ってみたいという気持ちは強まるばかりで、今度はあえて空いていそうな時間帯を狙って訪れてみる事にしました。

外観

お店が空いてそうなタイミングを狙うなら、まず平日に訪れたいところですが、なかなか平日にお休みを取る事ができず、週末の空いている時間帯を狙うしかありません。

というわけで、今回は土曜日の16時ぐらいに到着する様に、お店を訪問しました。

狙った通り、並んでいる人数は7、8人とだいぶ少なかったのですが、それでもこんな時間帯まで行列ができているという事自体に驚きを感じました。

マルシン飯店前

とりあえず列の最後尾に並び、しばらく待つ事にします。決して回転が速い感じではなかったため、それなりに待つことを覚悟していたのですが、20分ぐらい待ったところで、自分の前に並んでいる人が1名だけになりました。

マルシン飯店前

前の人も店内に入り、まもなく私も店内に案内されます。

マルシン飯店入口

日々お店の前に並ぶ沢山のお客達に踏まれているであろう、年季の入った入口のマットを前に、心の中で一礼しながら中に入ります。

それにしても、行列が最も長い時はいったいどれだけ待たされるのか、とても気になります。

マルシン飯店入口マット

店内

お店の中に入ると、至って普通の町の中華料理屋さんといった感じの店内です。

マルシン飯店 店内

店員さんに案内された席に座りました。この席は対面に人がいるので、形的には同じテーブルで他のお客と相席になるのですが、真ん中が衝立で仕切られているため、相席感は全くありません。

マルシン飯店 店内

改めて店内を見回してみると、どの席もお客で埋まっており、大盛況です。お昼ごはん時とも、晩ごはん時とも言えない微妙な時間帯の割に、これほどお客がいるとは、やはり驚きです。

どれだけこのお店の料理が美味しいのかと、期待感が膨らみます。

マルシン飯店 店内

期待に満ち溢れる思いで料理のメニューを眺めてみると、種類は割と多めの様に感じますが、そのラインナップは他の中華料理店と特段変わった所は無い様です。

マルシン飯店 メニュー

ちゃんとアルコール類も取り揃えているので、もちろん一杯やりながら食事ができます。

今回は電車で京都に来ているので、もちろんビールは外せません。

まずは、生ビール(中)と、そのお供としてギョーザを注文しました。ノーマルのギョーザと、少しお高い熟成豚肉ギョーザというものがありますが、今回はノーマルのものを注文しています。

ちなみに、生ビールはギョーザと一緒のタイミングで持ってきてもらう様にお願いしました。

マルシン飯店 メニュー

食事(ギョーザ・天津飯)

しばらく待っていると、生ビールとギョーザが運ばれてきました。見た目だけで間違いなく最強の組み合わせです。

生ビール(中)・ギョーザ

ギョーザの焼き目が食欲をそそります。この時点で美味しい事を確信しました。

ギョーザ

卓上に何やらギョーザのタレについてのレクチャーが書かれています。

3パターンのタレが提案されていますが、今回の私は②の酢コショウのタレを選びました。

食べ方案内

酢が黒くなるまでコショウを振るそうですが、だいたいこんなもんでしょうか。

酢コショウ

それでは早速ギョーザを一つ、酢コショウに付けて口に運びます。

酢コショウ・ギョーザ

これはうまいです!皮が厚すぎずパリッとしているあたりが結構私の好みです。中の餡も重すぎない絶妙な味です。

これなら何個でもいけそうです。当然ビールはどんどん進んで行きます。

それにしても、酢コショウは正解でした。さっぱりした味わいになり、やみつきになりそうです。

ギョーザ

ギョーザを堪能した後は、いよいよこの店一番人気の天津飯を注文します。

運ばれてきた天津飯を眺めてみると、どんぶりに満たされた餡の海に、玉子で覆われた大きな島が浮かぶビジュアルに、一気に期待が高まります。

天津飯

ついつい眺め入ってしまうほど、美しい餡のツヤです。

天津飯

まずは表面の餡と玉子だけを一口味わってみます。

意外にしっかりとした味の餡で、玉子もふんわりしており、両者は良く合っています。

天津飯

次に、餡の海に沈んだライスごとすくってみます。ライスが餡にコーティングされ、見た目の美味しさが倍増しています。

そのまま口に運んでみると、餡と玉子とライスが織りなす絶妙な味わいを堪能できます。確かに並んでみる価値はあると感じる味でした。

普段は、あまり天津飯を食べない私ですが、今回天津飯という料理を見直すきっかけとなりました。

天津飯

ギョーザと天津飯を食べ終え、心もお腹も満足したところでお会計を済ませ、お店の外に出ます。

すぐ隣に、餃子の持ち帰り店舗があった事を思い出し、今回注文しなかった「熟成豚肉ギョーザ」をお土産に買って帰る事にしました。

写真を撮り忘れてしまいましたが、こちらのギョーザは肉肉しい感じで、これもまた違った美味しさを楽しめる餃子でした。

マルシン生餃子直売所

まとめ

今回は、京都東山にある、大人気の中華料理店「マルシン飯店」で食事をしてきました。

お店の前には常に大行列ができており、今回の様に空いていそうな時間を狙えば列も短くなりますが、行列自体はいつも発生しているという、とんでもない繁盛店でした。

そんな行列に並ぶ大半のお客のお目当てである、このお店の一番人気メニュー「天津飯」は、噂通り美味しく、個人的には並んででも食べてみる価値はあると感じました。

天津飯の前にいただいた餃子も安定の美味しさで、皮が薄めで中の餡も重すぎないため、何個でもいけそうでした。

あの行列を見てしまうと、なかなか頻繁には訪れたくなくなりますが、時々無性に食べたくなる事もあると思うので、今度は深夜の空いている時間帯を狙ってみようと思います。

住所〒605-0013 京都府京都市東山区東大路三条下る南西海子町431-3
電話番号075-561-4825
営業時間11:00~翌6:00(ラストオーダー5:45)
定休日 火曜日
アクセス(公共交通機関)京都市営地下鉄 東山駅から徒歩約1分

アクセス(自家用車)
名神高速道路 京都東ICから車で約15分
※有料駐車場あり(1台分・最初の60分無料)その他、近隣にコインパーキングあり
公式ホームページhttps://marushinhanten.com/
公式SNSアカウント(Facebook)https://www.facebook.com/marushinhanten/
マルシン飯店(2023年8月時点)
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