最近仕事やプライベートが何かと忙しく、バイクで近場に出掛ける事すらできずに悶々とした日々が続いています。
そんな中にあっても、隙あらばフラっと飲みに行こうという気持ちは常に抱いており、ついこの間も休日出勤した日に午前中で仕事が片付いたので、帰宅途中に京都駅周辺でふらっと一人で昼飲みをしてきました。
以前から、「京都一人飲み散歩#4(円山公園花見茶屋 三味線茶屋)」という記事などで、京都で一人飲みをするシリーズ記事を書いていますので、今回急遽一人飲みシリーズとして、その時の事を書いてみようと思います。
仕事帰り~入店
8月のある猛暑日の週末に休日出勤をしたのですが、予定より早く仕事が片付いたため、14時頃には会社を出て帰宅する事にしました。
滋賀の自宅に電車で帰る途中に京都駅を経由するのですが、観光客で溢れかえる京都駅まで実際に来てみると、この日の予想最高気温38℃の京都の暑さに押され、明るいうちから飲む贅沢を久々に味わいたくなり、気づいたら昼から飲めるお店を探していました。
そういえば、前から気になっている寿司屋が京都駅近くにあった事を思い出し、早速そのお店の位置をスマホで調べて向かう事にしました。
そのお店というのは、「すし酒場 さしす ヨドバシ京都店」というお店で、その名の通りヨドバシカメラ京都のビル1Fに位置し、京都駅から歩いてすぐのアクセスしやすい場所にあります。
京都駅から数分歩き、目的のお店の前まで来ました。この「すし酒場 さしす」は大阪を中心に何店か展開している寿司屋で、京都には唯一この1店舗があります。
全体的に寿司屋にしては割とリーズナブルな価格設定と、お店の名前に付いている「酒場」が示す通り、お酒のアテになるメニューも各種取り揃えているため、酒飲みにとってもうれしいお店という事を以前に聞き、いつか行ってみたいと思っていました。
結構な人気店という事なので、週末は待ち行列ができる事を覚悟したのですが、この時はお昼のピークを少し外していたためか、幸運にも空席があるタイミングに入店できました。
昼から飲めるといっても、店内は競馬新聞片手に真昼間から一杯やっているお客がいる様なディープな酒場の雰囲気など微塵もなく、明るく綺麗なお店で、観光客や女性でも入りやすそうな雰囲気です。
カウンターの一席に座り、とりあえず生ビールをオーダーしてから、メニューを一通り眺めてみる事にします。
評判通り比較的リーズナブルな価格設定の様です。ドリンクメニューの価格も良心的です。
メニューのラインナップについても、寿司の他に一品料理が充実しているので、居酒屋としても申し分ないお店だと思いました。
とりあえず第一陣の料理は、すぐ出るメニューとして記載されていた「寿司屋のポテサラ」なるものと、手書きメニューの中で目についた「うなぎの肝串」を注文しました。
昼飲み開始
最初に注文した生ビール(ザ・プレミアムモルツ 香るエール)が運ばれてきました。
久しぶりの昼飲みがいよいよスタートです。仕事終わり&昼飲みでいつもよりテンションが上がります。
一杯目の生ビールを楽しんでいると、先程注文した「寿司屋のポテサラ」が運ばれてきました。
メニューに載っていた写真通りのビジュアルでした。ポテサラの山に散りばめられた、イクラ、トビコ、鮭フレークが宝石の様に輝く姿を目にすると、危うく「宝石箱や~」と声を発しそうになります。
一口食べてみると、これはもはや主役はジャガイモではなく、ふんだんにトッピングされた魚介が主役になり、それらの風味が口いっぱいに広がるので、とても美味しいです。
しばらくすると、「うなぎの肝串」が到着しました。
先ほどのメニューの中にあって、かなり渋めのオーラを放っていましたが、私はうなぎの肝焼きが好きなので、見かけるとついつい注文してしまいます。
一杯目の生ビールがあっという間に無くなりましたが、引き続きビールを飲みたいと思ったので、今度は量を重視して瓶ビール 中瓶(ザ・プレミアムモルツ)を注文しました。
このお店で提供されるビールの銘柄はプレモルの様ですが、こうやって仕事終わりだと何となくご褒美感があって良いです。
ついつい魅力的な一品料理が多いので忘れる所でしたが、このお店のメインである寿司を食べずに帰る訳にはいかないと思ったので、「すし三昧人気三貫盛り」という三貫セットの寿司皿を2種類ほど注文しました。
1皿目は「サーモン三昧」という品で、サーモンがノーマル・炙り・マヨサラダと、三様にアレンジされた握りを三貫楽しめます。
どれも美味しく、何れか一つを選ぶのが難しいですが、あえて印象的なものを挙げるとしたら、炙りサーモンの口の中でのとろけ具合が、他よりやや増して美味しかった気がします。
もう一皿は少し迷ったのですが、「白身三昧」という品にしました。これは、鯛・ノドグロ炙り・ヒラメといった白身魚系の握りが一貫ずつ計三貫楽しめます。
高級魚のノドグロが入っているという事がチョイスの決め手でした。ついつい高級とされる魚を無条件に有難がってしまうあたり、やっぱり自分は庶民だなあと思ってしまいます。
もちろん味は申し分なく、いずれも白身の淡泊な味わいの中に、脂の旨味もほどよく乗っていて美味しかったです。
寿司を堪能した後、再びメニューから一品料理を物色していると、酒飲み向けの渋いメニュー「皮せんべい」が目に留まったので、早速注文しました。
名前の通り、魚の皮をカリっと揚げてせんべいの様な食感にしたもので、塩味が効いてお酒がどんどん進みます。お値段もリーズナブルで長持ちしそうなアテです。
瓶ビールも無くなってしまったので、今度は趣を変えて「ふつうのレモンサワー」というノーマルなレモンサワーを注文しました。これが一杯190円(2024年8月時点の税抜き価格)というから驚きです。
ひたすらレモンサワーでもいいという方には、かなりお得な価格設定です。
もう一品ぐらい料理も追加したいと思い、メニューを見渡してちょっと変わったものが無いか探していると、写真入りで掲載されていた「サバ缶サラダ」が目に留まり、思い切って注文してみました。
缶詰に入った状態で提供されるビジュアルを見ると、ここが寿司屋である事を忘れ、酒屋の角打ちで飲んでいる様な気分になります。
しかし、てんこ盛りの玉ねぎを鯖の水煮によく混ぜて食べると、玉ねぎがいいアクセントになり、鯖缶の脂っこさを抑えてくれる様で、普段食べている鯖缶とは別物の味わいでした。
これは日本酒にも合いそうです。
日本酒と言えば、ちょうど私の座っているカウンターの目の前に、お酒のボトル類が並んでおり、その中の「すだち冷酒」とかかれた酒パックが気になっていた所でした。
冷酒なので、もしかしたら夏季限定かもしれないと思いながら、メニューの中にそのすだち冷酒がある事を確認して、すかさず注文しました。
ぱっと見、焼酎ロックの様な見た目の器に入って運ばれてきましたが、中身はすだち果汁が入った冷酒です。冷酒ではあるのですが、日本酒に氷を入れるというのは個人的に珍しく感じます。
一口飲んでみると、しっかりと日本酒ですが、ゆずのすっきりとした味わいの清涼感があり、この日の様に暑い日には最適な一杯だと思いました。
残っている一品料理と一緒にすだち冷酒をゆっくり楽しんでいると、ちょうど良い気持ちになって来たので、これを飲み終えてからお会計をする事にしました。
今回のお会計は以下の通りでした。結構食べて飲んだ様な気がするのですが、その割には安かったという印象です。(全て2024年8月時点の税抜価格)
・生ビール 390円
・寿司屋のポテサラ 400円
・うなぎの肝串 280円
・瓶ビール 中瓶 500円
・すし三昧人気三貫盛り サーモン三昧 450円
・すし三昧人気三貫盛り 白身三昧 550円
・皮せんべい 280円
・ふつうのレモンサワー 190円
・サバ缶サラダ 490円
・すだち冷酒 380円
合計 3,910円(税込 4,301円)
お会計を済ませた後、先程まで仕事をしていた事もすっかり忘れ、いい気分に浸りながら帰りの電車に揺られて帰宅しました。
まとめ
今回は、京都駅近くにある「すし酒場さしす 京都ヨドバシ店」で、仕事終わりに昼から一人飲みを楽しんできました。
週末などは行列が出来るほどの人気店らしく、昼のピークを過ぎてから私が入店した後も、お客が続々と入店してくるほど大盛況でした。
店内の雰囲気も良く、気軽に入りやすい感じがするので、様々な年齢層や外国人観光客に至るまで幅広い客層に支持されている様です。
メインのお寿司はもちろんですが、一品料理についても何を食べても美味しく、それでいて比較的リーズナブルな価格設定なのがとても魅力的でした。一人で飲んでいても全く気にならないお店なので、また仕事帰りにフラっと立ち寄ってみたいです。
京都駅からも近いので、観光や出張で京都駅に降り立った直後や、帰りの新幹線に乗る前などに訪れてみてはどうでしょうか。
住所 | 〒600-8216 京都府京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町590−2 ヨドバシカメラ マルチメディア京都1F |
電話番号 | 075-585-4846 |
営業時間 | 11:00~23:00 |
最寄り駅 | 京都駅から徒歩約5分 |
最寄りIC | 名神高速道路 京都南ICから車で約15分 |
駐車場 | 駐車場なし(ヨドバシカメラ駐車場など近隣に有料駐車場あり) |
公式ホームページ | 運営会社(株式会社ジョウジョウ): https://joujou.co.jp/ |
公式SNSアカウント | (Instagram)https://www.instagram.com/sashisu.kyoto/ |
↑よろしかったらバナーをクリックして応援をおねがいします!
コメント