私はラーメン好きで、これまでにも何度かラーメン店に訪問した時の記事を書いていますが、実は同じ麺系の中で、カレーうどんも好きだったりします。そのため、お店のメニューにカレーうどんの文字があると毎回気になります。
カレーうどんが美味しいお店はお隣の京都に多い気がしますが、滋賀にも地元民の間で有名な、カレーうどんが美味しい「みくりやうどん」というお店があります。
このお店の名物となっている、海老天・エビフライのカレーうどんは、丼ぶりからはみ出るぐらいの巨大な海老天とエビフライが1本ずつ入っており、見た目もかなりのインパクトがあります。
以前に一度訪れた事があるのですが、久しぶりにこのお店のカレーうどんが食べたくなり、つい最近訪れてきましたので、今回はその時の様子を書いてみようと思います。
到着~入店
目的のお店「みくりやうどん」の所在地は滋賀県の湖南市という所で、滋賀県の草津市から三重県の伊賀方面に続く滋賀県道4号沿いにそのお店はあります。今回はバイクで訪問しました。
昨年の紅葉シーズンに訪れて「琵琶湖南のお寺へ紅葉狩りツーリング(長寿寺)」という記事にも書いた、長寿寺にも比較的近い場所にあるので、このお寺でお参りをした帰りに立ち寄るというプランも良いと思います。
駐車場はかなり広く、50台ぐらい停める事ができます。今回は週末に昼のピークを大きく外した時間(15時近く)に訪れたので、駐車場はかなり空いていました。
特に二輪専用スペースらしき区画が無いので、車の駐車スペースにひっそりバイクを停めてお店の入口に向かいます。
入口前に来た時点で、このお店の名物のカレーうどんの写真がどーんとディスプレイされており、湖南名物とまで言い切っています。
中に入ると、大きめのファミレスの様な綺麗でゆったりした空間になっており、座席数もかなりあります。
注文はテーブルに置かれた冊子のメニュー表から選んで店員に注文する事もできますが、今風にタブレット端末での注文もできる様になっています。
ちょっとメニュー表を眺めてみる事にします。
カレーうどん以外にも、うどんのラインナップが豊富にあります。尚、このお店の名前に「うどん」と付いていますが、ちゃんと「そば」も有ったりします。そのため、カレーうどんではなく、カレーそばを注文する事も可能なので、そば派の方を連れて来ても安心です。
ちなみに、私は「うどん」か「そば」かで言ったら基本的にそば派なのですが、カレーが絡むと断然うどん派になるという、ちょっと変わったタイプの人です。
カレーうどんのページを見ると、冷やし(つけ麺)版のカレーうどんまであったりと、カレーうどんだけでもバリエーション豊富です。
やはり、名物の海老天・エビフライカレーうどんが一押しの様で、一番目立っています。
という事で、今回はお店の一押しに乗って、海老天・エビフライのカレーうどんを、ライスとサラダが付いたお得な定食で注文する事にしました。
食事(海老天とエビフライのカレー定食)
しばらく待っていると注文の品が運ばれてきました。
先程メニューの写真で見てはいますが、実際にこの海老天とエビフライがそそり立つ姿を目の前にすると圧巻です。
どこからどう食べるか軽く迷ってしまうこの感じが、ちょっと幸せだったりします。
定食として添えられているライス、サラダ、漬物もしっかりと脇を固めてくれています。
ライスの食べ方戦略は人によって事なるとは思いますが、私の場合は最後に残ったカレーにライスをドボンするのが好きなので、手を付けずに最後まで取っておく事にします。
カレーは出汁とスパイスが効いた濃厚な味わいで、心なしか他店のカレーうどんのカレーよりドロッとして濃い気がします。
そのため、このままライスに掛けても美味しそうですが、ここは我慢して最後のお楽しみまでとっておく事にします。
そのカレーがうどんによく絡み、その美味しさのあまり、うどんをすする勢いが徐々に加速します。
加速する箸を程よい所で一旦止め、いよいよ海老天・エビフライで構成されるツインタワーの一角、エビフライを攻略する事にします。
エビフライをカレーの湖からゆっくりと引き抜き、カレーに浸っていた部分をガブリといってみると、衣のサクッと感、海老のプリッと感、そして衣にたっぷりついたカレーのスパイシーな風味が合わさり、口の中が一気に幸せになります。
エビフライの断面を見てみると、見た目のインパクトを出すためか、それなりに衣は厚めですが、スーパーのお惣菜にありがちな大半を衣でごまかす様なレベルとは違い、ちゃんと海老のプリッとした食感を感じる事ができ、衣に絡むカレーの事も考慮された絶妙なバランスだと思います。
最初、上に突き出ていた部分は尻尾だと思っていたのですが、何とお頭の方でした。
そのままバリバリと食べる事ができます。
エビフライを攻略した後、次は海老天の攻略に移ります。
海老天はフライより衣にカレーが絡みやすいのか、箸で引き上げる時に重さを感じます。
エビフライ同様、海老天の衣もやや厚めですが、こちらもカレーが絡む事でちょうど良いと感じるレベルです。
天ぷらの衣は、フライとはまた違ったサクサク感を楽しめるので、ツインタワーの2本目を攻略する段階になっても全く飽きが来ません。
ツインタワーの攻略が完了し、うどんも平らげた後、いよいよ残ったカレーにライスをドボンする最終段階に入りました。
残ったカレーの湖面上に、手を付けずに残しておいたライスの器をゆっくり傾けて、カレーにライスを投入します。
よく混ぜてカレーおじやの様な状態にして一口食べてみると、思った通りの美味しさでした。
このお店のカレーは、もちろんうどんと絡んでも美味しかったですが、さきほども睨んだ通り、ライスとの相性も最高でした。次はこのお店で三元豚のカツカレー丼を食べてみたいです。
ライスを投入する事で、余すことなくカレーを堪能し、きれいに完食する事ができました。ボリュームも味も大満足できました。
まとめ
今回は、滋賀県湖南市にある地元の名店「みくりやうどん」で、名物のカレーうどんを食べてきました。
大きな海老天とエビフライが入ったカレーうどんは、見た目も味も楽しませてくれるので、どなたにもお勧めしたい一品です。
訪れるお客の年齢層を見ても、子供からお年寄りまで幅広く、家族連れや職場の団体、一人客まで、様々なシーンに対応できる、使い勝手の良いお店だと感じました。
駐車場も広く、座席数も多いので、マスツーリングの計画に組み込むのも良さそうです。
私も自宅からバイクでふらっと行ける距離なので、また定期的に訪れてみたいと思います。
住所 | 〒520-3223 滋賀県湖南市夏見639-1 |
電話番号 | 0748-72-4411 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
アクセス(公共交通機関) | JR草津線 甲西駅から徒歩約20分 |
アクセス(自家用車) | 名神高速道路 栗東湖南ICから車で約15分 ※駐車場あり(約50台) |
公式ホームページ | - |
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